F1ロシアGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)
2020年のF1世界選手権 第10戦 F1ロシアGPの決勝で11位~DNFだったドライバーのコメント。
F1ロシアGPでは、オープニングラップでカルロス・サインツ(マクラーレン)とランス・ストロール(レーシング・ポイント)がそれぞれ別の場所でクラッシュしたことによりセーフティカーが導入。完走は18台だった。
11位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
「ポジティブなレースだったし、特に17番手スタートから僕たちにできる最大限を達成することができた。スタートは本当に良かったし、再びいくつか順位を上げることができた。プッシュできたし、周りのマシンと戦えていると感じた。ペースには満足できたし、少しギャップを縮められたのは確かだ。僕たちはこれを継続する必要がある。ポイントまであと1つでのフィニッシュはいつだってフラストレーションを感じるけど、それでも今日の結果には満足しているし、前進するための自信を与えてくれる」
12位:ケビン・マグヌッセン(ハース)
「今日は僕たちにできるベストを尽くした。チームはポイントに値すると感じた一日だった。僕たちはマシンを完全に最大化した。でも、そこに到達するためには十分な速さがなかった。トップ10前後で僕たちのペースはかなり後ろの方だったはずだ。レース中はずっとポイントを争っていたし、全員が本当に良い仕事をした。何も祝えることがなかったとはいえ、オペレーションの面でもマシンのセットアップの面でも、今日の僕たちが成し遂げた仕事と進歩には本当に満足している」
13位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
「戦略的に選択肢は多くなかったし、ちょっと退屈なレースだった。トラックなダーティな側からのスタートは理想的ではなかったし、他の人々のクラッシュや接触から恩恵を受けることもできなかった。セーフティカー期間後にちょっと身動きが取れなくなってしまったし、前のマシンに近づくことに苦労した。レース中ばのマシンは昨日予選よりも速かったけど、タイヤを長持ちさせることに苦労してた。部分的に他のマシンに追従していたことが助けにならなかった。今日は全力を尽くしたけど、とにかく速さが十分ではなかった」
14位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
「マシンの挙動は良かったし、良いスピードがあったけど、ソチはオーバーテイクが難しい場所だし、ポイントまで順位を上げることはできなかった。レースをスタートした位置を考えれば、やれることはやったと思う。ピットストップが遅かったけど、最終結果はそれほど変わらなかっただろう。11位のアントニオは僕のわずか数秒前だったし、そのあたりにはいられたかもしれないけど、10位以内ははるか先だった。僕たちはレース中にスピードを示していたし、そこは次のラウンドにむけてポジティブだ」
15位:ランド・ノリス(マクラーレン)
「かなりタフなレースだった。スタートは問題なかった。特に見せ場はなかったけど、悪くはなかった。グリッドの右側は難しかった。ターン2までそれなりの走りができたけど、他の人たちがかなり突っ込んでいたから僕は引かざるを得なかった。突っ込んだ人たちはコースを外れていたし、彼らを避けるのはトリッキーだった。それから前方でカルロス(サインツ)を巻き込んだ事故があり、それも避けなければならなかった。あれでマシンにいくつかダメージを受け、レースを完走するがとても難しくなったと思う。僕たちは大きくは離れていなかったけど、1周目の終わりにピットインして履いたハードタイヤではちょっと失っていた。次に向けて改善する必要がある。このトラックはドライビングがとてもトリッキーだった。ドイツでまた頑張りたい」
16位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
「レース自体は管理するのが難しいものだった。もっと競争力があると思っていたけど、第1スティントで苦戦し、ピットインした後はそれを取り戻せるペースがなかった。戦略的には良い仕事をしたと思うし、すぐピットインせずステイアウトした恩恵は受けた。どこでもっとうまくやれたかを分析する必要がある。全体的には良いレースを走れたと思うし、いくつかミスはあったけど、どれもそこから学ぶことができるものだった」
17位:ロマン・グロージャン(ハース)
「1周目をうまく切り抜け、2台ともポイント圏内に入っていい感じに走っていたし、その後も僕はそこにしがみついていた。金曜日からの様々な問題があって、マシンはそれほど良くなかったし、残念ながら今日もそれが出てしまった。昨日は新品タイヤと軽い燃料ではそれを乗り越えることができていたけど、今日は運転するのが大変だった。最初の数周から何かがおかしいと感じていた。リアエンドの感覚がまったくなかった。持っているすべてのツールを使ってプッシュした。すべてを分析して次のレースで良くなることを願っている」
18位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
「今日は本当に厳しい1日だったし、自分のミスが多かった。タイヤに苦しんでいたし、うまく機能させることができなかった。今年はスタートにすごく苦しんでいるし、自信という点でステップアップする必要があった。それが僕がやったことだ。本当に良いスタートを切ったけど、ターン2がとてもタイトで押し出されてしまった。3台が並んでいたけど、一度には3台は入れない。見直さなければならないことがたくさんあるし、今週末から学べる興味深いこともいくつかあったけど、ポイントが与えられるのは日曜だし、今日は十分ではなかった」
DNF:カルロス・サインツ(マクラーレン)
「まず何より、チーム全体に謝罪したい。ダーティな側で良いスタートを切るのはトリッキーだったし、ターン2までに他のマシンに囲まれてしまった。あまりに深く入りすぎて、トラックを外れてしまったので、ペナルティを回避するためにソーセージ縁石を乗り越えてボラードの周りを走ることにした。迅速な決定だった。角度がとてもタイトで、シンプリに自分のスピードを誤って判断してしまった。かなり大きな衝撃だったけど、僕は元気だし、とにかくチームのために失望している。スタートのリプレイを見て、他のマシンもターン2でコースを外れていたけど、走り続けてペナルティを受けなかったので、同じことをすればよかったかもしれない。でも、起こってしまったものは仕方がない。リセットして、ドイツでまた頑張る」
DNF:ランス・ストロール(レーシングポイント)
「素晴らしいスタートを切り、衝突した時までに7番手まで上がっていた。トップ10外からのスタートでタイヤを自由に選べたので、強いレースを実行し、多くのポイントを獲得するのに本当に良い立場にいた。悲しいことにそれは実現しなかった。オープニングラップで右リアタイヤがルクレールにぶつけられた。僕は彼に十分なスペースを残したので彼がペナルティを受けなかったことに非常に驚いている、彼が立ち上がりであれほどワイドに走らなければ接触を避けることができたはずだ。僕はコースの端にいて、彼を避けるためにそれ以上のことはできなかったし、不注意な動きで良い結果の可能性を犠牲にされて失望している。終わったことだし、次戦ドイツで強くなって戻ってくることに集中する準備ができている」
カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1ロシアGP
F1ロシアGPでは、オープニングラップでカルロス・サインツ(マクラーレン)とランス・ストロール(レーシング・ポイント)がそれぞれ別の場所でクラッシュしたことによりセーフティカーが導入。完走は18台だった。
11位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
「ポジティブなレースだったし、特に17番手スタートから僕たちにできる最大限を達成することができた。スタートは本当に良かったし、再びいくつか順位を上げることができた。プッシュできたし、周りのマシンと戦えていると感じた。ペースには満足できたし、少しギャップを縮められたのは確かだ。僕たちはこれを継続する必要がある。ポイントまであと1つでのフィニッシュはいつだってフラストレーションを感じるけど、それでも今日の結果には満足しているし、前進するための自信を与えてくれる」
12位:ケビン・マグヌッセン(ハース)
「今日は僕たちにできるベストを尽くした。チームはポイントに値すると感じた一日だった。僕たちはマシンを完全に最大化した。でも、そこに到達するためには十分な速さがなかった。トップ10前後で僕たちのペースはかなり後ろの方だったはずだ。レース中はずっとポイントを争っていたし、全員が本当に良い仕事をした。何も祝えることがなかったとはいえ、オペレーションの面でもマシンのセットアップの面でも、今日の僕たちが成し遂げた仕事と進歩には本当に満足している」
13位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
「戦略的に選択肢は多くなかったし、ちょっと退屈なレースだった。トラックなダーティな側からのスタートは理想的ではなかったし、他の人々のクラッシュや接触から恩恵を受けることもできなかった。セーフティカー期間後にちょっと身動きが取れなくなってしまったし、前のマシンに近づくことに苦労した。レース中ばのマシンは昨日予選よりも速かったけど、タイヤを長持ちさせることに苦労してた。部分的に他のマシンに追従していたことが助けにならなかった。今日は全力を尽くしたけど、とにかく速さが十分ではなかった」
14位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
「マシンの挙動は良かったし、良いスピードがあったけど、ソチはオーバーテイクが難しい場所だし、ポイントまで順位を上げることはできなかった。レースをスタートした位置を考えれば、やれることはやったと思う。ピットストップが遅かったけど、最終結果はそれほど変わらなかっただろう。11位のアントニオは僕のわずか数秒前だったし、そのあたりにはいられたかもしれないけど、10位以内ははるか先だった。僕たちはレース中にスピードを示していたし、そこは次のラウンドにむけてポジティブだ」
15位:ランド・ノリス(マクラーレン)
「かなりタフなレースだった。スタートは問題なかった。特に見せ場はなかったけど、悪くはなかった。グリッドの右側は難しかった。ターン2までそれなりの走りができたけど、他の人たちがかなり突っ込んでいたから僕は引かざるを得なかった。突っ込んだ人たちはコースを外れていたし、彼らを避けるのはトリッキーだった。それから前方でカルロス(サインツ)を巻き込んだ事故があり、それも避けなければならなかった。あれでマシンにいくつかダメージを受け、レースを完走するがとても難しくなったと思う。僕たちは大きくは離れていなかったけど、1周目の終わりにピットインして履いたハードタイヤではちょっと失っていた。次に向けて改善する必要がある。このトラックはドライビングがとてもトリッキーだった。ドイツでまた頑張りたい」
16位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
「レース自体は管理するのが難しいものだった。もっと競争力があると思っていたけど、第1スティントで苦戦し、ピットインした後はそれを取り戻せるペースがなかった。戦略的には良い仕事をしたと思うし、すぐピットインせずステイアウトした恩恵は受けた。どこでもっとうまくやれたかを分析する必要がある。全体的には良いレースを走れたと思うし、いくつかミスはあったけど、どれもそこから学ぶことができるものだった」
17位:ロマン・グロージャン(ハース)
「1周目をうまく切り抜け、2台ともポイント圏内に入っていい感じに走っていたし、その後も僕はそこにしがみついていた。金曜日からの様々な問題があって、マシンはそれほど良くなかったし、残念ながら今日もそれが出てしまった。昨日は新品タイヤと軽い燃料ではそれを乗り越えることができていたけど、今日は運転するのが大変だった。最初の数周から何かがおかしいと感じていた。リアエンドの感覚がまったくなかった。持っているすべてのツールを使ってプッシュした。すべてを分析して次のレースで良くなることを願っている」
18位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
「今日は本当に厳しい1日だったし、自分のミスが多かった。タイヤに苦しんでいたし、うまく機能させることができなかった。今年はスタートにすごく苦しんでいるし、自信という点でステップアップする必要があった。それが僕がやったことだ。本当に良いスタートを切ったけど、ターン2がとてもタイトで押し出されてしまった。3台が並んでいたけど、一度には3台は入れない。見直さなければならないことがたくさんあるし、今週末から学べる興味深いこともいくつかあったけど、ポイントが与えられるのは日曜だし、今日は十分ではなかった」
DNF:カルロス・サインツ(マクラーレン)
「まず何より、チーム全体に謝罪したい。ダーティな側で良いスタートを切るのはトリッキーだったし、ターン2までに他のマシンに囲まれてしまった。あまりに深く入りすぎて、トラックを外れてしまったので、ペナルティを回避するためにソーセージ縁石を乗り越えてボラードの周りを走ることにした。迅速な決定だった。角度がとてもタイトで、シンプリに自分のスピードを誤って判断してしまった。かなり大きな衝撃だったけど、僕は元気だし、とにかくチームのために失望している。スタートのリプレイを見て、他のマシンもターン2でコースを外れていたけど、走り続けてペナルティを受けなかったので、同じことをすればよかったかもしれない。でも、起こってしまったものは仕方がない。リセットして、ドイツでまた頑張る」
DNF:ランス・ストロール(レーシングポイント)
「素晴らしいスタートを切り、衝突した時までに7番手まで上がっていた。トップ10外からのスタートでタイヤを自由に選べたので、強いレースを実行し、多くのポイントを獲得するのに本当に良い立場にいた。悲しいことにそれは実現しなかった。オープニングラップで右リアタイヤがルクレールにぶつけられた。僕は彼に十分なスペースを残したので彼がペナルティを受けなかったことに非常に驚いている、彼が立ち上がりであれほどワイドに走らなければ接触を避けることができたはずだ。僕はコースの端にいて、彼を避けるためにそれ以上のことはできなかったし、不注意な動きで良い結果の可能性を犠牲にされて失望している。終わったことだし、次戦ドイツで強くなって戻ってくることに集中する準備ができている」
カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1ロシアGP