F1 中国GP 2018年のF1世界選手権
2018年のF1世界選手権 第3戦 中国GPの予選が14日(土)に上海インターナショナル・サーキットで行われた。

ポールポジションはフェラーリの2台の戦いとなった。Q3の1回目の計測ラップを終えた時点ではキミ・ライコネンがトップに立っていたが、2回目のラップで最後に走行したセバスチャン・ベッテルが逆転。コースレコードを更新する1分31秒095を記録して2戦連続、52回目のポールポジションを獲得。2番手にもキミ・ライコネンが続き、フェラーリが2戦連続でフロントローを独占した。

対するメルセデスは両ドライバーとも最後の走行で自身のタイムを更新できず、バルテリ・ボッタスが3番手、ラップを諦めたルイス・ハミルトンは4番手に沈んだ。3列目にはマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドのレッドブル勢が続く。

7番手で中団グループのトップに立ったのはルノーのニコ・ヒュルケンベルグ。8番手には今季Q3初進出を果たしたセルジオ・ペレス(フォース・インディア)、以下、カルロス・サインツ(ルノー)、ロマン・グロージャン(ハース)までがトップ10入りした。

1番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
「素晴らしい結果だし、チームのために本当に嬉しく思っている。今日のクルマは素晴らしかったし、僕たち2台によるフロントローを賭けた素晴らしい戦いだった。とても風が強かったし、正しいフィーリングを掴むのは簡単ではなかった。でも、クルマが速くて機能しているときは、多くの自信を得られるものだし、それが助けになる。ライバルと比較して僕たちはここまで強いとは思っていなかった。今日、僕たちはクルマに若干の小さな変更を施したけど、昨日からすでにかなり良い状態だった。1回目のラップではターン3とターン6でオーバーステアになってミスをしてしまった。ここではタイヤが非常にセンシティブなので、タイヤをクリーンに保つことができれば、ラップの最終部分が良くなることはわかっていた。他が何をやっているかはわからなかったけど、ポールを獲れるとかなり確信していた。僕は最後にアタックする1台だったし、トラックの進化から利益を得られると思っていたからね。明日の天気が晴れて、アスファルトは熱くなるはずだ。それがどう働くか見てみるつもりだけど、非常に接戦になると思っている」

2番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「今週末ここまでの展開にはかなり満足している。今日の予選はかなり接戦だった。2周とも良かったけど、残念ながら、最終セクターでスピードを失って改善することができなかった。もちろん、もっと多くを望んでいたけど、明日はまた別の日だ。僕たちはソフトタイヤでレースをするし、ライバル勢も同じコンパウンドでスタートする。他のクルマと比較して若干異なるけど、この方がいいと思う。僕たちは自分たちがベストだと思うことをしたし、最終的にベストな結果をもたらしてくれるはずだ。僕たちの目標は勝つことだ。まず第一に明日は良い仕事して、それを最大限に生かす必要がある。僕たちはここまでの全てのレースでOKだったと思う。クルマからより多くを引き出して、それについて多くのことを学んでいる。僕たちにはかなり一貫性があるし、状況には満足している。もちろん、いろいろと改善が必要ではあるけど、それは普通のことだし、終わりのないプロセスだ」

3番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)
「僕たちはポールポジションを争うつもりでここに来たけど、残念ながら、それは手の届かないものだった。かなりストレートな予選だったし、クルマからすべてを引き出すことができたと感じている。ラップのためにタイヤを完全にパーフェクトな状態にできていなかったかもしれないけど、それができたとしても、フェラーリを倒すために十分だったとは思わない。彼らとのギャップがかなり大きいことには特に落胆している。僕たちにやらなければならない仕事があるのは間違いないけど、明日はまた別の日だ。今日は本当に風が強くて気温も低かったけど、明日は晴れて素晴らしいコンディションになるはずだ。僕たちは硬いコンパウンドの方が良さそうだし、ソフトでレースをスタートするので、アドバンテージとしてそれを生かすことができるかもしれない。レースは長いし、先週末のように接戦になるだろう。理論的にこのトラックはバーレーンよりもオーバーテイクがしやすいし、明日は今日失ったものを取り戻せることを願っている」

4番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「難しい一日だった。プラクティスでは週末をポジティブにスタートさせることができたけど、今日はクルマが僕たちから離れてしまったし、とにかくペースがなかった。フェラーリは週末を通して間違いなく改善している。おおらく昨日は本来のペースを見せていなかったかもしれない。でも、今日の彼らは速かった。僕たちは予選で彼らに0.5秒遅れていたのし、最終ラップでピットに戻ったのは彼らのペースに匹敵することはできないとわかったからだ。明日、キミとセバスチャンを倒すのは簡単ではないだろう。彼らはストレートでも最速だし、オーバーテイクするのは難しいだろう。僕たちは4番手からスタートするし、そこから戦わなければならない。明日はもっと暖かくなるはずだし、すべてがひっくり返るかもしれない。僕たちは頭を上げてプッシュし続けていく。ここ中国のファンは素晴らしいし、明日僕が彼らのために全力で戦うつもりであることをわかってくれていることを願ってる」

5番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
「今日、僕たちは良いマシンバランスとフィーリングを達成したし、これ以上の結果は難しかったと思う。5番グリッドはかなり現実的だし、僕たちがいるべき場所だと思う。Q3ではエンジンが最大限のパフォーマンスを発揮していたようには思えない。それがあれば、もう少しタイムを見い出せたと思っている。僕たちは両方のストレートでタイムを失っていたし、それをコースの他のエリカで補うことは難しい。コーナーが重要なことはわかっていたけど、その差を埋め合わせるには十分ではなかった。全体的に悪い予選ではなかったと思う。フェラーリはとても速かったけど、僕たちは最後にメルセデスからそれほど離れていなかった。彼らはレースでエンジンモードを使うことはできないので、ロングランのペースに基づけば、僕たちは前のクルマにもっと近づけるはずだ。僕たちには異なる戦略があるし、1ストップ、もしくは2ストップの可能性もある。天候とデグラデーション次第で状況は変わってくるだろう。クリーンなスタートを切れることを願ってるし、そこから順位を上げて、表彰台を獲得できるかどうか見てみなければならない」

6番手:ダニエル・リカルド (レッドブル)
「予選に出ることができて嬉しいし、あのような素晴らしい仕事をしてくれたメカニックに感謝したい。彼らは何度もエンジン交換の記録を破ってきたし、今日もそれをやってのけた。午後2時になって、スタッフは準備をしていると言っていたけど、それを本当に実現するとは思っていなかった。出れるとは思っていなかったけど、走る準備はしていたし、それができたときには興奮した。午前中に起こったことはメカニックのせいではなかったけど、彼らには時間内にクルマに新しいエンジンを載せなければならないというあらゆるプレッシャーがかかっていたと思うけど、とても良い仕事をしてくれた。最終的に比較的拮抗していたし、僕たちはトップ6のテールエンドだ。理想的とは言えないけど、すべてのことを考えれば悪い午後ではなかったと思うし、僕を走らせてくれたチームにとにかく感謝している。僕が理解しているところでは、明日は僕たちの前は全員がソフトでスタートして、僕とマックスはウルトラソフトでスタートする。戦略が大きな役割を果たすのは間違いないし、それが表彰台を獲得する助けになってくれることを願っている」

7番手:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)
「また7番手を獲得できて満足しているし、たぶん今日の僕たちが成し遂げることができる最高の結果だと思う。僕たちは予選のミッションを達成できたし、ポジティブだ。今週末はこのトラックで良いフィーリングとリズムを掴めているし、クルマのバランスもいい感じだ。明日は少しチャレンジングだし、第1スティントが短いものになるのは確かだろうけど、僕たちはすべてのコンパウンドで良いペースがあるし、そこはレースにむけて楽観的にさせてくれる部分だ」

8番手:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
「チームとしての今日の僕たちのパフォーマンスにはとても満足している。僕のQ3ラップはとても強力だったし、本当に予選を最大化できたと感じている。風が昨日から完全に変わっていたのでとてもトリッキーだったし、それが僕たちにチャンスを与えてくれる可能性があることはわかっていた。Q2はかなり接戦だったし、最後のアタックで突破することができた。Q3の計測ラップは1回しか行わなかったけど、8番手には十分なラップだった。ライバルにとても近づけたことを嬉しく思っているし、その戦いにとどまって、明日は中団グループのトップに抜け出せることを期待している。ウルトラソフトでスタートするのは理想的ではないので、戦略は興味深いものになるだろうけど、僕たちは機能させるために頑張っていく。僕たちはポジティブに感じている。レース毎にどんどん近づいているし、クルマについてより理解を深め、パフォーマンスを解放できてきている」

9番手:カルロス・サインツ (ルノー)
「再び2台がQ3に進出できたのは良いニュースだし、僕たちは悪くない仕事をしたと思う。Q1ではイエローフラッグでDRSを使えなくて1セットのタイヤだけでQ2に進むことができなかったので、Q3で使える新品のウルトラソフトは1セットしかなかった。まだ僕たちは特に低速コーナーでは100%ではないけど、あまり心配はしていない。今はレースを楽しみにしているし、オプションを評価して、どのような展開になるか見てみるつもりだ。デグラデーションが大きな懸念になるだろうけど、僕たちは第1スティントで良いスタートを切れると確信しているし、多くのポイントを獲得できることを期待している」

10番手:ロマン・グロージャン (ハース)
「午前中、ブレーキ・バイ・ワイヤに問題が発生したけど、チームが素晴らしい仕事をして元通りにしてくれた。クルマには多くの作業がなされた。エンジニアはクルマのフィーリングをもっと良くするためにかなりのセットアップ変更を行ったし、今日は素晴らしいものになっていた。そのすべてを本当に嬉しく思っている。Q3に進出できたことにはとても満足している。でも、Q3での僕たちのポジションは理想的ではない。最後のラップではセッションの序盤にあったグリップがなかった。その部分の原因を理解するためn検証する必要がある。明日は第1スティントが鍵になるだろう。僕たちはウルトラソフトでスタートするし、後ろの全員はもっといいタイヤでスタートすることになるけど、僕たちはそこから仕事をすることができると思う」

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カテゴリー: F1ドライバー | F1中国GP