F1 バーレーンテスト
F1バーレーン公式テストが19日(水)、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、2日間のテストが終了した。

トップタイムはメルセデスのバルテリ・ボッタス。2日間のテストで最多となる145周を走り込み、総合ベストとなる1分31秒290を記録。2番手にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3番手にはカルロス・サインツ(トロ・ロッソ)が続いた。

マクラーレン・ホンダは、トラブルフリーな一日を過ごし、ストフェル・バンドーンが82周を走行して4番手タイムとなる1分32秒108を記録した。

1番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)

「今日は本当に良い一日だった。かなり多くの走行ができた。今日はロングランのペースに重点を置いた。日曜日にフェラーリと比較してちょっと問題があったみたいだったからね。タイヤを長く持たせたり、レースペースを改善するなど、いくつか興味深いテストができた。もちろん、今夜はさらに多くのことを分析していかなければならない。今日の作業ではいくつかのトリックも学べたと思う。2連戦の後にバーレーンに残ってテストをするのは大変だったけど、テストの2日間で全員が素晴らしい仕事をしてくれた。次戦のロシアに向かう前に、数日家に戻る予定だ」

2番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)

コメント未発表

3番手:カルロス・サインツ (トロ・ロッソ)

「今回のテストの内容は満足できるものだった。ショーンが担当した昨日も、ダニールと僕が担当した今日も、クリーンな2日間だったし、必要としていた多くのパーツをテストすることができた。チームとルノーに感謝したい。本当に有益だった。全体的にとても良い感触を得られたし、多くのことを学んでポジティブに1日として締めくることができた。今は次のロシアのレース週末を楽しみにしているよ!」

4番手:ストフェル・バンドーン

「今日は、おそらく今シーズンで最もいい一日だった。大きな問題もなく、プログラムを消化できたのは、今日が初めてだ。 予定していたことをすべて完了することができたし、バルセロナで行われた冬季テストではできなかったセットアップ作業をいろいろと実施することができた。今日は非常に実りある一日だったし、多くの周回を重ねられたことにとても満足している。特に先週末も昨日もあまりいい状況ではなかったので、うれしく思っている。今回はグランプリ週末に続いて公式テストがあり、テストでは多くの問題が発生したので、チームにとっては大変な一週間だった。それでもチームのメンバーは、懸命に作業を続け、毎回マシンをコースに戻すためにとてもいい仕事をしてくれた。今日は本当にいい一日だったけど、毎日このぐらいいい一日になるようにしなければいけないと思う。次の週末も今日のような一日になるという保証はないけど、だからこそ今日できたことからよく学ぶ必要があるし、この良い状態を次のグランプリまで維持し、状況を改善できることを願っている。今日は様々なセットアップを試すことができたので、僕とチームの両方にとって、とても良かったと思う。(かなり基本的な要素ではあるものの)新しいパーツをいくつかマシンに搭載し、いろいろと試したり、学んだりすることができた。どのようにパフォーマンスを向上できるのかを確認できたことは本当に有意義だったし、とても生産的な内容だった。今日、それから週末を通して、マシンにはかなりの手ごたえを感じていた。シャシーの動きはいいし、次の数戦のうちに新しいパーツをさらにマシンに導入する予定だ。大事なのは、グランプリ週末にすべてをスムーズに行うことだ。まだそれができていないけど、それができれば、僕たちが前進しつつあることを示すことができるのではないかと思っている。これからも精力的に仕事を続け、すべてが一つにまとまるのを待つのみだ」

5番手:ケビン・マグヌッセン (ハース)

「しっかりと走り込めたし、今日は良いテストができた。今後レースに向けていくつか興味深いことも得られた。今日やった作業の中には昨日のロマンから引き継いだこともあるけど、新しいことにも取り組んだし、いい感じだった。全体としては生産的な1日だったと思っている」

6番手:エステバン・オコン (フォース・インディア)

「今日はショートランのパフォーマンスに重点を置いた。レースから数日後に同じサーキットでテストができるのは、マシンを比較したり、改善点を感じたりする良いチャンスだ。午前中は路面温度がかなり高かったけど、このようnコンディションでもクルマの感触が良かったのは良い兆候だと思う」

7番手:ダニール・クビアト (トロ・ロッソ)

「僕にとってもチームにとっても本当に生産的なテストだったと思う。半日しかなかったけど、相当の距離を走れたので満足だ。全てがとてもポジティブだし、クルマは信頼性がある。もとても長い3週間だったし、今日も本当に頑張ってくれたメカニック全員にお礼を言わなければならない。疲れているのに完璧な仕事をこなしてくれた。レース週末のフリー走行でやるにはちょっとリスキーなものもあるので、そういったものを試せたのは良かったと思う。これから大量のデータを調べ、それを生かして僕のホームレースであるロシアとその先のレースに向けて準備を進めていく」

8番手:ゲイリー・パフェット (ウィリアムズ)

「F1カーで完全なテストをしたのは久しぶりだ! クルマに戻れて本当に嬉しいし、本当に楽しかった。ダウンフォースが増加して、タイヤのグリップが多くなった今年のクルマは本当にドライブしていてナイスだ。僕たちは本当に良い一日を過ごした。多くのラップを走り込めたので本当に良かったし、全てのテストを完了させることがでいた。実際、全てのテストを実施することが目的だったし、僕にとっては、戻ってシミュレーターを検証することが目的だ。全体的にクルマに戻れて本当に嬉しかったし、今日の内容にはとても満足している」

9番手:セルゲイ・シロトキン (ルノー)

「かなり良い一日だったし、かなり忙しい一日だった。この日が来るのをとても長い間待っていたよ! クルマに乗っている全ての時間を楽しんだ。たとえ、プログラムがドライバーにとって最もエキサイティングなものではないとしてもね。クルマは驚くほど速いし、以前の世代とのグリップの違いがすぐにわかった。そうは言っても、追加のスピードにはすぐに慣れるものだ。ソチが待ち切れないよ!」

10番手:ピエール・ガスリー (レッドブル)

「またF1カーに乗れて本当に嬉しかった。いつも本当にエキサイティングだ。特に新車は昨年マシンよりもずっと速くなっているしね。昨日時間を失っていたので、午前中の大部分が忙しいプログラムだった。多くの空力テストがあったし、何度かロングランをして、かなり多くのことを達成できた。残念ながら、午前の最後にメカニカルトラブルが発生して、望んでいたよりも早くにストップしなければならなかったし、午後の走行時間を少し失ってしまった。でも、それ以外は物凄い経験だった。このようなクルマをドライブするのはいつも驚くべき感覚だ。これからスーパーフォーミュラの開幕戦のために日本に向かう。本当に楽しみにしている」

11番手:パスカル・ウェーレイン (ザウバー)

「とてもポジティブなテストができた。今日の内容には本当に満足している。クルマの経験もそうだし、チームとの経験もさらに積むことができた。トラブルなくプログラムを完了できたし、セットアップについての理解を深めながら、多くのことを学んだ。今は数日間の休暇が楽しみだけど、次のソチのレースも待ち切れない」

12番手:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)

「今日は半日しかなかったけど、レース週末とは違ったことを学べた。堅実な午後を過ごせたのは有益だった。レースパフォーマンスの作業に取り組んだ。チームの長所ではあるけど、まだ改善すべき部分はある。70周はレース距離以上だし、今後のレースで役に立ちそうなことをいくつも学んだ」

関連:F1バーレーンテスト 2日目:バルテリ・ボッタスがトップタイム

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / F1ドライバー