F1 メキシコGP 決勝:トップ10ドライバーコメント
FORMULA 1 GRAN PREMIO DE MÉXICO 2016
優勝:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「今週末は本当に良いペースがあった。クルマにはスタートからフィニッシュまで本当に力強さを感じていた。昨年とは大違いだ。良いスタートを決めたけど、ターン1までがとても長いので、みんなが僕のトウを使っていた。右フロントのブレーキディスクがフォーメーションラップで冷えてしまい、温度を戻せなかった。大丈夫だろうと思っていたけど、ブレーキを踏んだ時に温度が上がったことでロックアップして、芝に飛び出してしまった。幸運にも走り抜けて、コースの違う部分に戻ることができた。でも、大きなフラットスポットができてしまったし、本当に大きかったんだ。振動が激しくてストレートの先はほとんど見えなかったし、サスペンションが最後まで持つか本当にわからなかったくらいだ。でも、もう一度フラットスポットを作ることもなく、タイヤを壊さず、早めのピットストップをしなくて済んだのは本当にラッキーだった。幸運にもタイヤをコントロールできたし、かなり序盤からクルーズしていた。これで僕が51勝を挙げたと思うとちょっとクレイジーだ。こういう結果がシーズン終盤に出るのは残念だし、遅すぎたかもしれない。振り返って言えば、もしマレーシアのことがなかったら、今は違ったポジションにいただろう。でも、これがモーターレーシングだ。僕にできるのは、ベストを尽くして、ここ2週間に起きたことのように流れが運ぶよう願うことだ。歴史を見れば、遅過ぎるということはない。だから、プッシュし続けて、今週のような週末を再現できるように全力を尽くていく。ここでは勝ったことがなかったので、この素晴らしい観客の前で勝ててとても良い気分だ。今、僕の狙いは完全にブラジルに定まっている。ブラジルでもまだ勝ったことがないけど、来週も今日のようなパフォーマンスを持ち込めれば、良いポジションにつけるだろう。最終的に、最後の数戦でベストを尽くせたと感じれば、シーズン終わりにハッピーになれるはずだ」
2位:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「メキシコのファンは本当にすごかった。レース前のドライバーズパレードのときにスタジアムですでに鳥肌が立った。でも、その後に表彰台で人々が僕の名前を呼んでくれた時が、今週末で一番感動した瞬間だった。このイベントを実現してくれた全ての人々、今日トラックに来てくれたメキシコのファンに感謝したい。チェコ・ペレスとエステバン・グティエレスは、母国のファンを本当に誇りにしてもいいね。今日はタフなレースだった。スタートの走りだしは良かったし、ルイスが大きくロックアップして芝に飛び出したのを見た時、リードを奪えると思った。そしたら突然、フェルスタッペンもロックアップして僕に激しくぶつかってきて、コースの外に押し出されしまった。幸運にも僕のマシンにダメージはなかったし、ポジションを失うこともなかった。ルイスは今日ちょっと速かったし、僕の目標には届かなかった。またここで勝つことができなかった。それでも、全体的に2位はそれほど悪くない。長い2週間を終えて、家に帰るのを楽しみにしている。家族とちょっとリラックスして、もっと強くなってブラジルに戻る準備をするつもりだ。ブラジルは勝ちに行く。インテルラゴスのコースは僕たちのクルマにもっと合っていると思うし、ブラジルに行って何ができるか楽しみにしている」
3位:ダニエル・リカルド (レッドブル)
「もちろんポイントを獲得できて嬉しい。これで僕はドライバーズ選手権で3位になることが決定した。この1年を誇りに思う。表彰台に上がって楽しめたら良かったけど、今日はそういう状況だったということだ。楽しいレースだった。いろいろあってレース後はフラストレーションもあったけど、それでも楽しいバトルだった。最後にハンターになれたのは、一人で走り続けるよりずっと楽しかった。あれでレースが生き生きしたしね。ちょっとスパイスが効いていたけど、クールな一日だった。もちろん僕はレースがしたいし、レース後のペナルティというのは理想的ではないけど、今日は仕方なかったと思う。僕は自分の動きに専念していたけど、彼は僕を押し出した。レースで抵抗するのは当然だし、手を振って見送ってくれるとは思っていないけど、ブレーキングの進路変更についてはみんなで話し合って、明文化したはずだ。僕が唯一がっかりしているのは、表彰式の瞬間にスタジアムに立てなかったことだ。でも、表彰台はまだそこにあるから、これからみんなで記念撮影に行ってくるよ」
4位:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
「終盤にコースオフしたとき、1周目の1コーナーのルイスとまったく同じだと思った。彼はコースオフしてアドバンテージを得ているのに、僕はアドバンテージを得てさえいない。僕はブレーキングで前にいたし、トラックに戻ったとき、前に同じ距離があった。だから、ペナルティは理解できない。スチュワードがセブにペナルティを科すと決断したのはちょっとした正義だったね。明らかに正しくない動きだったし、ルールによって処罰された。毎週末ルールに忠実でいられる限り、レース後にフラストレーションを感じることはないだろう。力強い走りをしたダニエルが表彰台に上れて本当にうれしいし、チームにとって最高の結果だ。コンストラクターズ選手権2位という僕たちのポジションが少し前と近づいたし、確かダニエルはドライバーズ選手権で3位になるはずだ。若干のストレスがあった後、僕たちは笑顔で週末を締めくくった。スーパーソフトであと何周か走れれば、ニコをオーバーテイクするためにもっと近づけただろう。でも、結局、ストレートスピードのせいでここでオーバーテイクするのは常に難しい。メキシコのファンはやっぱり素晴らしかった。雰囲気と歓声は最高だった」
5位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
「今日の僕たちは全てを正しくやったと思う。良いペースだった。予選でもっと上位につけていれば、さらに良いレースができただろう。でも、昨日はもう変えられない。今日は非常にポジティブに臨んだし、スピードがわるとわかっていたので、レースには自信があった。僕らは誰よりもタイヤを持たせることができた。僕たちの方が速かったので、フェルスタッペンにプレッシャーをかけることができた。もちろん抜くのは楽ではなかったけど、彼はミスをしてコースをカットした後、そうするよう言われたのにポジションを譲らなかった。ダニエルとのバトルに関しては、僕は彼にとても敬意を払っているし、接触してしまったのは決して理想的ではなかった。防戦しながらハードに戦い、彼にスペースを開けようとしていた。実際にそうしたと僕は思う」
6位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「スタートはそれほど悪くなかったし、良い状態で走っていた。でも、1回目のピットストップ後、ミディアムでは良いグリップを引き出せなかったし、同じタイヤの新品セットだったらどうなるか試してみることにした。でも、正直、リアのグリップはあまり良くならなかった。僕がこのタイヤで走ったのは初めてだったし、もしかしたらそういうタイヤなのかもしれない。後から言うのは簡単だし、正しい判断ではなかったかもしれないけど、試したことには満足している。ヒュルケンベルグをパスするのは簡単ではなかった。グリップがない時に近づくのは難しい。接触したかどうかはわからないけど、彼がスピンするのが見えた」
7位:ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア)
「悪くない頑張りだったのは間違いないし、レギュラーな状況の中で僕たちに望めるベストの結果だった。最高のスタートを決めたけど、1度ピットに入った後はかなり孤独な午後だった。そのおかげでタイヤとペースを管理することがきた。最後のキミとのバトルは、タイヤ的に彼のアドバンテージがかなり大きかったのでずっと厳しかった。あれだけの間、彼を抑えられたことには驚いた。インサイドでできるだけ守ろうとしたけど、60周したタイヤを使って汚れたライン上でブレーキをかけるのはかなりトリッキーだったよ! 彼が僕の方にターンインしてきて、僕がマシンを止める術はなかったし、クラッシュを避けるためにスピンを強いられた。全体としては良い週末だった。予選が僕のハイライトだったし、今日は堅実な結果を残すことができた。僕たちはコンストラクターズ選手権4位を強化してメキシコを後にするし、今夜は笑顔で溢れるはずだ」
8位:バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ)
「今日はチームとして戦略と作戦で良い仕事をしたし、僕たちが期待したとおりにうまくいったした。なんとか1ストップ戦略を実施することができたし、パーフェクトなタイミングでのピットストップも助けになった。残念ながら、まだフォース・インディアの方が僕たちよりも少しペースがあるし、今日彼らの一台に前に出られてしまったのはそれが理由だ。彼らとのバトルは非常に接戦だったし、次回のブラジルではさらに良い仕事ができるようにしていく必要がある」
9位:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)
「本当に難しいレースだった。1周目は多くのオーバイテイクをして6位まで順位を上げることができたので本当に満足できた。ミディアムタイヤに交換するためにピットインして最初の15周は苦労した。プラクティスと同じようにね。そのあとはラップ毎にグリップが得られてきたし、レース全体でペレスと戦うことができた。前に居続けるのは本当に難しかったけど、最後までプッシュしたし、結果にはとても満足している。1ポイントを失てしまったけど、僕たちは彼らと戦い続けていくし、それがシーズン最終戦まで僕たちがやっていくことだ。メキシコのファンへ、ありがとう。みんなのサポートには本当に感謝しているし、今週末のことは決して忘れない。みんながF1とモータースポーツをどれだけ愛しているかを目にするのは驚くべきことだった。みんなのことはずっと僕の心に残っているだろう」
10位:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
「今日はポイントを獲得することはできたけど、とてもフラストレーションの溜まるレースだった。ウィリアムズの2台に引っかかってオーバーテイクすることができなかった。やれることは全てやったけど、彼らの方がストレートスピードがあるので簡単ではなかった。何度かフェリペに仕掛けるために接近したけど、結局駄目だった。僕たちは違った戦略を試せたと思う。ミディアムタイヤの効果を過小評価してしまったし、思っていたよりずっと長持ちしたからね。おそらく、もう少し早めにピットインして、ミディアムでもう少し長く走れたかもしれない。それが結果に違いを生んだかどうかは分析して理解する必要がある。今日はたとえ10位だとはいっても、ファンが僕を応援してくれた。彼らはとても誠実だ。いつでも僕を支えてくれるし、毎週、彼らがポジティブなエネルギーをくれる。もっと良い結果を彼らに届けたかったけれど、それでも一年で一番楽しいレースだった」
関連:【動画】 2016 F1メキシコGP 決勝レース ハイライト
カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1メキシコGP
優勝:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「今週末は本当に良いペースがあった。クルマにはスタートからフィニッシュまで本当に力強さを感じていた。昨年とは大違いだ。良いスタートを決めたけど、ターン1までがとても長いので、みんなが僕のトウを使っていた。右フロントのブレーキディスクがフォーメーションラップで冷えてしまい、温度を戻せなかった。大丈夫だろうと思っていたけど、ブレーキを踏んだ時に温度が上がったことでロックアップして、芝に飛び出してしまった。幸運にも走り抜けて、コースの違う部分に戻ることができた。でも、大きなフラットスポットができてしまったし、本当に大きかったんだ。振動が激しくてストレートの先はほとんど見えなかったし、サスペンションが最後まで持つか本当にわからなかったくらいだ。でも、もう一度フラットスポットを作ることもなく、タイヤを壊さず、早めのピットストップをしなくて済んだのは本当にラッキーだった。幸運にもタイヤをコントロールできたし、かなり序盤からクルーズしていた。これで僕が51勝を挙げたと思うとちょっとクレイジーだ。こういう結果がシーズン終盤に出るのは残念だし、遅すぎたかもしれない。振り返って言えば、もしマレーシアのことがなかったら、今は違ったポジションにいただろう。でも、これがモーターレーシングだ。僕にできるのは、ベストを尽くして、ここ2週間に起きたことのように流れが運ぶよう願うことだ。歴史を見れば、遅過ぎるということはない。だから、プッシュし続けて、今週のような週末を再現できるように全力を尽くていく。ここでは勝ったことがなかったので、この素晴らしい観客の前で勝ててとても良い気分だ。今、僕の狙いは完全にブラジルに定まっている。ブラジルでもまだ勝ったことがないけど、来週も今日のようなパフォーマンスを持ち込めれば、良いポジションにつけるだろう。最終的に、最後の数戦でベストを尽くせたと感じれば、シーズン終わりにハッピーになれるはずだ」
2位:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「メキシコのファンは本当にすごかった。レース前のドライバーズパレードのときにスタジアムですでに鳥肌が立った。でも、その後に表彰台で人々が僕の名前を呼んでくれた時が、今週末で一番感動した瞬間だった。このイベントを実現してくれた全ての人々、今日トラックに来てくれたメキシコのファンに感謝したい。チェコ・ペレスとエステバン・グティエレスは、母国のファンを本当に誇りにしてもいいね。今日はタフなレースだった。スタートの走りだしは良かったし、ルイスが大きくロックアップして芝に飛び出したのを見た時、リードを奪えると思った。そしたら突然、フェルスタッペンもロックアップして僕に激しくぶつかってきて、コースの外に押し出されしまった。幸運にも僕のマシンにダメージはなかったし、ポジションを失うこともなかった。ルイスは今日ちょっと速かったし、僕の目標には届かなかった。またここで勝つことができなかった。それでも、全体的に2位はそれほど悪くない。長い2週間を終えて、家に帰るのを楽しみにしている。家族とちょっとリラックスして、もっと強くなってブラジルに戻る準備をするつもりだ。ブラジルは勝ちに行く。インテルラゴスのコースは僕たちのクルマにもっと合っていると思うし、ブラジルに行って何ができるか楽しみにしている」
3位:ダニエル・リカルド (レッドブル)
「もちろんポイントを獲得できて嬉しい。これで僕はドライバーズ選手権で3位になることが決定した。この1年を誇りに思う。表彰台に上がって楽しめたら良かったけど、今日はそういう状況だったということだ。楽しいレースだった。いろいろあってレース後はフラストレーションもあったけど、それでも楽しいバトルだった。最後にハンターになれたのは、一人で走り続けるよりずっと楽しかった。あれでレースが生き生きしたしね。ちょっとスパイスが効いていたけど、クールな一日だった。もちろん僕はレースがしたいし、レース後のペナルティというのは理想的ではないけど、今日は仕方なかったと思う。僕は自分の動きに専念していたけど、彼は僕を押し出した。レースで抵抗するのは当然だし、手を振って見送ってくれるとは思っていないけど、ブレーキングの進路変更についてはみんなで話し合って、明文化したはずだ。僕が唯一がっかりしているのは、表彰式の瞬間にスタジアムに立てなかったことだ。でも、表彰台はまだそこにあるから、これからみんなで記念撮影に行ってくるよ」
4位:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
「終盤にコースオフしたとき、1周目の1コーナーのルイスとまったく同じだと思った。彼はコースオフしてアドバンテージを得ているのに、僕はアドバンテージを得てさえいない。僕はブレーキングで前にいたし、トラックに戻ったとき、前に同じ距離があった。だから、ペナルティは理解できない。スチュワードがセブにペナルティを科すと決断したのはちょっとした正義だったね。明らかに正しくない動きだったし、ルールによって処罰された。毎週末ルールに忠実でいられる限り、レース後にフラストレーションを感じることはないだろう。力強い走りをしたダニエルが表彰台に上れて本当にうれしいし、チームにとって最高の結果だ。コンストラクターズ選手権2位という僕たちのポジションが少し前と近づいたし、確かダニエルはドライバーズ選手権で3位になるはずだ。若干のストレスがあった後、僕たちは笑顔で週末を締めくくった。スーパーソフトであと何周か走れれば、ニコをオーバーテイクするためにもっと近づけただろう。でも、結局、ストレートスピードのせいでここでオーバーテイクするのは常に難しい。メキシコのファンはやっぱり素晴らしかった。雰囲気と歓声は最高だった」
5位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
「今日の僕たちは全てを正しくやったと思う。良いペースだった。予選でもっと上位につけていれば、さらに良いレースができただろう。でも、昨日はもう変えられない。今日は非常にポジティブに臨んだし、スピードがわるとわかっていたので、レースには自信があった。僕らは誰よりもタイヤを持たせることができた。僕たちの方が速かったので、フェルスタッペンにプレッシャーをかけることができた。もちろん抜くのは楽ではなかったけど、彼はミスをしてコースをカットした後、そうするよう言われたのにポジションを譲らなかった。ダニエルとのバトルに関しては、僕は彼にとても敬意を払っているし、接触してしまったのは決して理想的ではなかった。防戦しながらハードに戦い、彼にスペースを開けようとしていた。実際にそうしたと僕は思う」
6位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「スタートはそれほど悪くなかったし、良い状態で走っていた。でも、1回目のピットストップ後、ミディアムでは良いグリップを引き出せなかったし、同じタイヤの新品セットだったらどうなるか試してみることにした。でも、正直、リアのグリップはあまり良くならなかった。僕がこのタイヤで走ったのは初めてだったし、もしかしたらそういうタイヤなのかもしれない。後から言うのは簡単だし、正しい判断ではなかったかもしれないけど、試したことには満足している。ヒュルケンベルグをパスするのは簡単ではなかった。グリップがない時に近づくのは難しい。接触したかどうかはわからないけど、彼がスピンするのが見えた」
7位:ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア)
「悪くない頑張りだったのは間違いないし、レギュラーな状況の中で僕たちに望めるベストの結果だった。最高のスタートを決めたけど、1度ピットに入った後はかなり孤独な午後だった。そのおかげでタイヤとペースを管理することがきた。最後のキミとのバトルは、タイヤ的に彼のアドバンテージがかなり大きかったのでずっと厳しかった。あれだけの間、彼を抑えられたことには驚いた。インサイドでできるだけ守ろうとしたけど、60周したタイヤを使って汚れたライン上でブレーキをかけるのはかなりトリッキーだったよ! 彼が僕の方にターンインしてきて、僕がマシンを止める術はなかったし、クラッシュを避けるためにスピンを強いられた。全体としては良い週末だった。予選が僕のハイライトだったし、今日は堅実な結果を残すことができた。僕たちはコンストラクターズ選手権4位を強化してメキシコを後にするし、今夜は笑顔で溢れるはずだ」
8位:バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ)
「今日はチームとして戦略と作戦で良い仕事をしたし、僕たちが期待したとおりにうまくいったした。なんとか1ストップ戦略を実施することができたし、パーフェクトなタイミングでのピットストップも助けになった。残念ながら、まだフォース・インディアの方が僕たちよりも少しペースがあるし、今日彼らの一台に前に出られてしまったのはそれが理由だ。彼らとのバトルは非常に接戦だったし、次回のブラジルではさらに良い仕事ができるようにしていく必要がある」
9位:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)
「本当に難しいレースだった。1周目は多くのオーバイテイクをして6位まで順位を上げることができたので本当に満足できた。ミディアムタイヤに交換するためにピットインして最初の15周は苦労した。プラクティスと同じようにね。そのあとはラップ毎にグリップが得られてきたし、レース全体でペレスと戦うことができた。前に居続けるのは本当に難しかったけど、最後までプッシュしたし、結果にはとても満足している。1ポイントを失てしまったけど、僕たちは彼らと戦い続けていくし、それがシーズン最終戦まで僕たちがやっていくことだ。メキシコのファンへ、ありがとう。みんなのサポートには本当に感謝しているし、今週末のことは決して忘れない。みんながF1とモータースポーツをどれだけ愛しているかを目にするのは驚くべきことだった。みんなのことはずっと僕の心に残っているだろう」
10位:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
「今日はポイントを獲得することはできたけど、とてもフラストレーションの溜まるレースだった。ウィリアムズの2台に引っかかってオーバーテイクすることができなかった。やれることは全てやったけど、彼らの方がストレートスピードがあるので簡単ではなかった。何度かフェリペに仕掛けるために接近したけど、結局駄目だった。僕たちは違った戦略を試せたと思う。ミディアムタイヤの効果を過小評価してしまったし、思っていたよりずっと長持ちしたからね。おそらく、もう少し早めにピットインして、ミディアムでもう少し長く走れたかもしれない。それが結果に違いを生んだかどうかは分析して理解する必要がある。今日はたとえ10位だとはいっても、ファンが僕を応援してくれた。彼らはとても誠実だ。いつでも僕を支えてくれるし、毎週、彼らがポジティブなエネルギーをくれる。もっと良い結果を彼らに届けたかったけれど、それでも一年で一番楽しいレースだった」
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