F1 バーレーンGP 決勝:トップ10ドライバーコメント
2016 FORMULA 1 GULF AIR BAHRAIN GRAND PRIX
1位:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「ワオ、何て週末だ !今の流れすべてがとても楽しい。今日はスタートが僕の勝利の鍵だった。それはレース前に僕らが力を入れていたエリアだったし、本当に最高の瞬間だった。正直、ターン1でリードできたのはありがたかった。背後が大忙しだったのがミラーで見えたからね。そのあとはペースをコントロールして、勝利を手にすることができた。戦略的には安全を重視する必要があった。最速の選択肢ではなかったかもしれないけど、セーフティカーのリスクを考慮しなければならなかった。僕にとってはほぼいパーフェクトな週末だ。予選だけはもう少しだけうまくできたけどね。何て素晴らしいシーズンのスタートだろう。こんなすごいクルマを造ってくれたファクトリーのみんなに心からお礼を言いたいね! 中国が楽しみだ。そ僕がグランプリで初勝利した場所だし、今はポジティブなエネルギーでいっぱいだ」
2位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「スタートは理想的ではなかったけど、1周目では幸いあまりポジションを失わずに済んだ。その後はリカバーを試みて、何台かオーバーテイクできたし、最大限のことはできたと思う。正しいタイヤ選択をして、良いピットストップができた。スピードもまずまずだった。最後は前のメルセデスに少し追いついていたけど、ニコ(ロズベルグ)をパスできるほど近づく機会はなかった。1周目の出来事を考えれば、まずまずのリザルトだと思う。望み通りではないが、仕事を続け、改善を続けていく。僕たちは正しい方向に向かってる。でも、1台しかレースをフィニッシュできないのはチームにとって理想的ではない。このスポーツでは常に限界までプッシュするので、時にはうまくいかないこともあるけど、これは僕たちの望んでいたことではない。レースの一部ではあるけどね。クルマがいいのは分かっている。でも、改善しなければならない場所はあるし、まだ課題は残っている」
3位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「今日はあまりいいスタートじゃなかった。前回ほど悪くはなかったけどね。2つは全然違う出来事だ。どっちも痛かったけど、今回の方がショックは大きいね! メルボルンではひどいホイールスピンを起こしてしまったけど、今回は加速がうまくいかなかった。それは僕のせいだ。ポールスタートなのに後退してしまったので、すぐに連鎖反応が起きる。誰かに当てられてしまう可能性が高くなり、まさにターン1はその通りになってしまった。それでも僕はここまで這い上がって、少なくともポイントを獲得した。ダメージを抑えるという意味では今回も良かったと思う。レースをフィニッシュできない可能性も大きかったし、これ以上ポイントを失わずに済んでほっとしている。クルマのダメージが大きすぎて、キミ(ライコネン)にはついていけなかった。懸命に戦い、全力を尽くしたけど、彼を捕えることはできなかった。最後はセーフティカーに備えてタイヤをセーブするしかなかった。今週末、ここに来てくれたすべてのファンに心から感謝を伝えたい。ここの応援は本当に素晴らしい。みんなに良くしてもらったし、来年また戻ってくるのが楽しみだ。次の戦いは中国まで待たなければならない。でも、長年僕との相性がいいコースなので、次こそは運が向いてくれることを願っている」
4位:ダニエル・リカルド (レッドブル)
「スタートは面白かった。蹴り出しはあまり良くなかったし、ターン1はちょっとしたカオスだった。それを利用しようとしたけど、ボッタスと絡んでフロントウィングにダメージを負ってしまった。大きな塊が取れてしまったので、新しいウィングに交換するためにピットインしなければならないと思った瞬間もあったけど、数周は持ちこたえてウィリアムズとレースすることができた。ダメージの影響はそれほどなくて、良いレースができた。終盤はちょっと孤独だったけど、まずまずのポイントを獲得できた」
5位:ロマン・グロージャン (ハース)
「アメリカンドリームだ。信じられない。オーストラリアで6位フィニッシュした時に、期待し過ぎてはいけないと言っていたけど、今度は5位フィニッシュだ。まだ、ピットストップからクルマのセットアップまで僕たちが改善できることはたくさんある。でも、この結果はみんなのためのものだ。昨夜、彼らの顔を見た時、みんなとても疲れていた。大変な量の仕事をこなしているからね。本当に大きな報酬だ。本当に信じられない。レースでのクルマのフィーリングは良かった。アグレッシブな戦略だったけど、タイヤマネジメントはずっと僕の強みだった。このコースはソフト寄りのコンパウンドだったので、僕の好みに合っていた。クルマはスーパーソフトタイヤ向きのセットアップになっていて、ファンタスティックなレースができた。クルマのベースラインはとても良い。すべてうまく機能している。まさかドライバーズランキングで5位になれるなんてね。僕のキャリアで初めてだ。信じられない」
6位:マックス・フェルスタッペン (トロ・ロッソ)
「今日の結果はとてもうれしい! 僕たちは最初の週末と比べてうまく巻き返せたと思うし、チーム全体が素晴らしい仕事をした。最高の戦略、良いピットストップ・・・タイヤマネジメントも含めて、すべて完璧にうまくいった。クルマは正しい反応を見せていたし、感触も良く、ペースも素晴らしかったよ! アクション満載のレースだったし、とても楽しかった。6位フィニッシュは週末の締めくくりとしては最高だ。素晴らしい仕事をしてくれたチームのみんなに感謝したい。それにチームにとってバーレーンでのポイント獲得は初めてだ。今までの統計を変えることができてうれしいよ。来る前から言っていたように、それが僕の目標の1つだったからね!」
7位:ダニール・クビアト (レッドブル)
「今日はとても満足している。最初はかなり大変だったけど、スタートした位置を考えればレースはうまくいったと思う。ペースも結果も良かったのでうれしい。戦略はうまくいったし、チームはコース上でトラフィックを避けてくれた。チャンスがある時は攻めたし、楽しいレースだった。レース中は良いリズムを掴むことができた。上位陣にチャレンジできたのも良かったし、これからコースによっては興味深くなりそうだ。僕たちは予選に取り組んで、昨日の災難を繰り返さないようにしなければならない。中国ではガレージの人たちとしっかりと予選を分析して改善したい。本当に楽しいホイール・トゥ・ホイールのレースだった。テレビ的にも良かったと思うし、僕もそこに関われてとてもうれしかった。今日の満足度はグラス半分といったところかな」
8位:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)
「素晴らしいスタートが切れたし、7番手から2番手に上がったけど、残念なことに2ストップ戦略が思ったように機能しなかったし、ミディアムタイヤのペースが全然良くなかった。そのせいで、柔らかいタイヤを履いているドライバーに抜かれてしまい、逆転できなかった。今週末はもっと期待が高かったので、期待はずれな結果だけど、今週末から学んで中国ではもっと良い結果を残したい」
9位:バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ)
「今日はこれ以上の結果を期待していたし、9位フィニッシュはちょっと残念だ。最高のスタートが切れたけど、残念なことにターン1でルイスとぶつかり、お互いのポジションに影響してしまったのが悔しい。しかも、ドライブスルーペナルティを科せられたことで戦略にも少し影響が出てしまい、その後は難しさしかなかった。それに、接触でフロントウィングにダメージを負って、かなり大きなピースを失っていたので、ペースにも響いた。シーズン最初の2レースは僕たちにとってあまり良くはなかったけど、気持ちを高く持って次のレースではこれを埋め合わせたい」
10位:ストフェル・バンドーン (マクラーレン・ホンダ)
「今日の結果は、おおよそ予想通りだった。チャンスを最大限に生かすことができたし、かなり満足している。スタートは少し難しかった。(スタート直後に接触した他チームのマシンの)破片が左右に散らばっていて、実際、その破片を避けるだけでもたいへんだった。それに加えて、オープニングラップではポジション争いも多数あった。今週末の初めから、マシンに乗りながら非常に自信を持てた気がしていましたし、いい仕事ができるという、心地よい気持ちもあった。操作面でなにもミスをしなくてよかった。レースではそのことに一番集中していたけど、ポイントを獲得できたのは、うれしいボーナスだった。今週末は僕にとって大きなチャンスだった。僕はそれを最大限に生かし、自分の実力を示すことができた。次になにが起こるのかを静観するだけだ。それは僕が決断することではないので、今後どうなるのか見てみよう
関連:F1バーレーンGP 結果:ニコ・ロズベルグが2連勝!
カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1バーレーンGP
1位:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「ワオ、何て週末だ !今の流れすべてがとても楽しい。今日はスタートが僕の勝利の鍵だった。それはレース前に僕らが力を入れていたエリアだったし、本当に最高の瞬間だった。正直、ターン1でリードできたのはありがたかった。背後が大忙しだったのがミラーで見えたからね。そのあとはペースをコントロールして、勝利を手にすることができた。戦略的には安全を重視する必要があった。最速の選択肢ではなかったかもしれないけど、セーフティカーのリスクを考慮しなければならなかった。僕にとってはほぼいパーフェクトな週末だ。予選だけはもう少しだけうまくできたけどね。何て素晴らしいシーズンのスタートだろう。こんなすごいクルマを造ってくれたファクトリーのみんなに心からお礼を言いたいね! 中国が楽しみだ。そ僕がグランプリで初勝利した場所だし、今はポジティブなエネルギーでいっぱいだ」
2位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「スタートは理想的ではなかったけど、1周目では幸いあまりポジションを失わずに済んだ。その後はリカバーを試みて、何台かオーバーテイクできたし、最大限のことはできたと思う。正しいタイヤ選択をして、良いピットストップができた。スピードもまずまずだった。最後は前のメルセデスに少し追いついていたけど、ニコ(ロズベルグ)をパスできるほど近づく機会はなかった。1周目の出来事を考えれば、まずまずのリザルトだと思う。望み通りではないが、仕事を続け、改善を続けていく。僕たちは正しい方向に向かってる。でも、1台しかレースをフィニッシュできないのはチームにとって理想的ではない。このスポーツでは常に限界までプッシュするので、時にはうまくいかないこともあるけど、これは僕たちの望んでいたことではない。レースの一部ではあるけどね。クルマがいいのは分かっている。でも、改善しなければならない場所はあるし、まだ課題は残っている」
3位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「今日はあまりいいスタートじゃなかった。前回ほど悪くはなかったけどね。2つは全然違う出来事だ。どっちも痛かったけど、今回の方がショックは大きいね! メルボルンではひどいホイールスピンを起こしてしまったけど、今回は加速がうまくいかなかった。それは僕のせいだ。ポールスタートなのに後退してしまったので、すぐに連鎖反応が起きる。誰かに当てられてしまう可能性が高くなり、まさにターン1はその通りになってしまった。それでも僕はここまで這い上がって、少なくともポイントを獲得した。ダメージを抑えるという意味では今回も良かったと思う。レースをフィニッシュできない可能性も大きかったし、これ以上ポイントを失わずに済んでほっとしている。クルマのダメージが大きすぎて、キミ(ライコネン)にはついていけなかった。懸命に戦い、全力を尽くしたけど、彼を捕えることはできなかった。最後はセーフティカーに備えてタイヤをセーブするしかなかった。今週末、ここに来てくれたすべてのファンに心から感謝を伝えたい。ここの応援は本当に素晴らしい。みんなに良くしてもらったし、来年また戻ってくるのが楽しみだ。次の戦いは中国まで待たなければならない。でも、長年僕との相性がいいコースなので、次こそは運が向いてくれることを願っている」
4位:ダニエル・リカルド (レッドブル)
「スタートは面白かった。蹴り出しはあまり良くなかったし、ターン1はちょっとしたカオスだった。それを利用しようとしたけど、ボッタスと絡んでフロントウィングにダメージを負ってしまった。大きな塊が取れてしまったので、新しいウィングに交換するためにピットインしなければならないと思った瞬間もあったけど、数周は持ちこたえてウィリアムズとレースすることができた。ダメージの影響はそれほどなくて、良いレースができた。終盤はちょっと孤独だったけど、まずまずのポイントを獲得できた」
5位:ロマン・グロージャン (ハース)
「アメリカンドリームだ。信じられない。オーストラリアで6位フィニッシュした時に、期待し過ぎてはいけないと言っていたけど、今度は5位フィニッシュだ。まだ、ピットストップからクルマのセットアップまで僕たちが改善できることはたくさんある。でも、この結果はみんなのためのものだ。昨夜、彼らの顔を見た時、みんなとても疲れていた。大変な量の仕事をこなしているからね。本当に大きな報酬だ。本当に信じられない。レースでのクルマのフィーリングは良かった。アグレッシブな戦略だったけど、タイヤマネジメントはずっと僕の強みだった。このコースはソフト寄りのコンパウンドだったので、僕の好みに合っていた。クルマはスーパーソフトタイヤ向きのセットアップになっていて、ファンタスティックなレースができた。クルマのベースラインはとても良い。すべてうまく機能している。まさかドライバーズランキングで5位になれるなんてね。僕のキャリアで初めてだ。信じられない」
6位:マックス・フェルスタッペン (トロ・ロッソ)
「今日の結果はとてもうれしい! 僕たちは最初の週末と比べてうまく巻き返せたと思うし、チーム全体が素晴らしい仕事をした。最高の戦略、良いピットストップ・・・タイヤマネジメントも含めて、すべて完璧にうまくいった。クルマは正しい反応を見せていたし、感触も良く、ペースも素晴らしかったよ! アクション満載のレースだったし、とても楽しかった。6位フィニッシュは週末の締めくくりとしては最高だ。素晴らしい仕事をしてくれたチームのみんなに感謝したい。それにチームにとってバーレーンでのポイント獲得は初めてだ。今までの統計を変えることができてうれしいよ。来る前から言っていたように、それが僕の目標の1つだったからね!」
7位:ダニール・クビアト (レッドブル)
「今日はとても満足している。最初はかなり大変だったけど、スタートした位置を考えればレースはうまくいったと思う。ペースも結果も良かったのでうれしい。戦略はうまくいったし、チームはコース上でトラフィックを避けてくれた。チャンスがある時は攻めたし、楽しいレースだった。レース中は良いリズムを掴むことができた。上位陣にチャレンジできたのも良かったし、これからコースによっては興味深くなりそうだ。僕たちは予選に取り組んで、昨日の災難を繰り返さないようにしなければならない。中国ではガレージの人たちとしっかりと予選を分析して改善したい。本当に楽しいホイール・トゥ・ホイールのレースだった。テレビ的にも良かったと思うし、僕もそこに関われてとてもうれしかった。今日の満足度はグラス半分といったところかな」
8位:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)
「素晴らしいスタートが切れたし、7番手から2番手に上がったけど、残念なことに2ストップ戦略が思ったように機能しなかったし、ミディアムタイヤのペースが全然良くなかった。そのせいで、柔らかいタイヤを履いているドライバーに抜かれてしまい、逆転できなかった。今週末はもっと期待が高かったので、期待はずれな結果だけど、今週末から学んで中国ではもっと良い結果を残したい」
9位:バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ)
「今日はこれ以上の結果を期待していたし、9位フィニッシュはちょっと残念だ。最高のスタートが切れたけど、残念なことにターン1でルイスとぶつかり、お互いのポジションに影響してしまったのが悔しい。しかも、ドライブスルーペナルティを科せられたことで戦略にも少し影響が出てしまい、その後は難しさしかなかった。それに、接触でフロントウィングにダメージを負って、かなり大きなピースを失っていたので、ペースにも響いた。シーズン最初の2レースは僕たちにとってあまり良くはなかったけど、気持ちを高く持って次のレースではこれを埋め合わせたい」
10位:ストフェル・バンドーン (マクラーレン・ホンダ)
「今日の結果は、おおよそ予想通りだった。チャンスを最大限に生かすことができたし、かなり満足している。スタートは少し難しかった。(スタート直後に接触した他チームのマシンの)破片が左右に散らばっていて、実際、その破片を避けるだけでもたいへんだった。それに加えて、オープニングラップではポジション争いも多数あった。今週末の初めから、マシンに乗りながら非常に自信を持てた気がしていましたし、いい仕事ができるという、心地よい気持ちもあった。操作面でなにもミスをしなくてよかった。レースではそのことに一番集中していたけど、ポイントを獲得できたのは、うれしいボーナスだった。今週末は僕にとって大きなチャンスだった。僕はそれを最大限に生かし、自分の実力を示すことができた。次になにが起こるのかを静観するだけだ。それは僕が決断することではないので、今後どうなるのか見てみよう
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カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1バーレーンGP