ルーカス・ディ・グラッシ
ルーカス・ディ・グラッシは、チームにはまだ長い道のりが残されているが、ヘレステスト最終日に稼いだテストマイレージによって良いペースラインを築けたと語る。

ヴァージン・レーシングは、ヘレスの天候とフロントウィングの破損により、最初の3日間はまともな走行ができなかったが、最終日にルーカス・ディ・グラッシは63周を走行。トップから3.3秒遅れの1分22秒912を記録した。

「クルマの作業を始めるためにベースラインを作り上げることが非常に重要だった」とルーカス・ディ・グラッシは語る。

「今日はやっと天候など全てがまともになって、何周も走行することができたし、次のテストで作業を始めるためのベースラインを作り上げることができた」

ルーカス・ディ・グラッシは、ベストタイムを記録したときはそれなりの燃料搭載量で走行していたが、チームの初期状態と自分自身が久々の走行だったため、クルマのパフォーマンスは基準にはならないと語る。

「タイムシートで最軽量ではないけど、最も重かったとは思わない」

「ここ2年間で2日半もF1カーをドライブしたことはなかったので、ドライビングを改善させて、この新車にもっと慣れる必要がある。僕がなれていたものとは異なるフィードバックがある。クルマは同じだが、あらゆる側面に改善させる多くの余地がある。でも、現在はベースラインとして、それぞれの面に取り組むことができるようになった」

ディ・グラッシは、チームが作業スピードを挙げれば、VR-01には良いポテンシャルがあると確信している。

「クルマで最も重要なことは、慢性的な問題がないことだと思う。プロジェクトなどにミスはない。クルマは順調だ。F1カーとして振舞っているので、ここからパフォーマンスと信頼性を改善させる必要がある」

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カテゴリー: F1 / ルーカス・ディ・グラッシ / ヴァージン