ペドロ・デ・ラ・ロサ
ペドロ・デ・ラ・ロサは、ザウバーのスペインGPの進歩に感銘を受けたと語る。

開幕4戦では苦戦を強いられたザウバーだが、スペインGPでは小林可夢偉がQ1に進出、ペドロ・デ・ラ・ロサは12番グリッドを獲得した。

両ドライバーともオープニングラップでライバルと接触してポイントは獲得できなかったが、デ・ラ・ロサは、チームのパフォーマンスに自信を感じている。

「バルセロナでのクルマの改善はとても好印象だった」とデ・ラ・ロサは語る。

「僕たちは大きな前進を遂げた。一方で、チームのためにそれをポイントで具現化できなかったので、非常にがっかりしている」

「ポイントフィニッシュできるとわかっていて、チャンスを逃した。それがバルセロナでの僕の気持ちだ。でも、ここでもマシンは同じだし、もう一度チャンスがある。でも、僕たちにとって、それは本当に大きな進歩だ」

デ・ラ・ロサは、困難なシーズンを終えて、うまく行き始めると楽観的に捉えている。

「簡単なスタートではなかった。特に5レースで1度しか完走できなかったからね。でも、まだレースはたくさんあるし、運も変わってくれると思っている。それしか望んでいない。バーレーンと比較して今をみれば、楽観的だ。僕たちは競争的にレースを終えはじめければならない」

デ・ラ・ロサは、モナコGPは宝くじのようなレースになると認識しており、彼のチャンスについては柔軟に考えている。

今週末の見通しについては「言うのは難しいね」と語るデ・ラ・ロサ。

「僕たちはバルセロナでかなり改善した。ここにはストレートがないので、僕たちのパッケージに適している。一方、僕たちはこの種のトラックでサスペンションをどのように対応させるか調べて見なければならない。明日、様子をみてみるよ」

「とても柔軟に考えているよ。そのようなアプローチをしなければならないんだ。モナコではどんな結果もボーナスだ。モナコでの結果が全シーズン続いたら、もたないよ」

モナコGPは、大半のドライバーに人気のグランプリだが、デ・ラ・ロサはモンテカルロがあまりお気に入りではないと語る。

「お気に入りではないけど、特別なレースだ。木曜日にできるだけ多くのラップを行い、リズムを掴んで、できるだけアーコム(バリア)を避けなければならない。でも、クラッシュしたときは、レーシングドライバーにとって相応しいトラックではないと理解し始めるし、楽しいサーキットではないね」

「初めてここに来たときは、全てがとても良いものだ。全てのレーシングドライバーがモナコでレースをしたいと思っている。でも、一度レースをすれば『OK、十分に楽しんだよ』っていうだろうね」

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カテゴリー: F1 / ペドロ・デ・ラ・ロサ / ザウバーF1チーム