ペドロ・デ・ラ・ロサ
ペドロ・デ・ラ・ロサは、HRTがプレシーズンテストを逃したことの代償を払っていると認めるが、ここ数週間で遅れを取り戻していると考えている。

HRTとマルシャは、プレシーズンテストで2012年の新車を一周を走らせることができなかった。HRTは、開幕戦F1オーストラリアGPで予選落ちし、チームの走行不足は顕著に表れた。

ペドロ・デ・ラ・ロサはやらなければならない作業がまだたくさんあると認めるが、それ以降、両ドライバーは全てのグランプリで決勝に進んでいる。

HRTは、来週のムジェロテストへの不参加を決め、代わりに本拠地に戻って風洞でマシンを走らせることを選んでいる。

「これから僕たちは本拠地に戻ることができる。本拠地といったのは僕たちの新しい本拠地だ。やっとホームを得たことは重要なことだ」

「まだマシンを開発する必要があるけど、これから僕たちは風洞やセットアップの最適化に時間を費やすことができる」

「僕たちは自分達の弱点をわかっているし、ここ数レースは僕たちにとってプレシーズンのようなだった。僕たちは3ケ月あまり遅れていたし、その代償を払っていた」

だが、ペドロ・デ・ラ・ロサは、ここ数週間でHRTが堅実な進化を遂げており、希望のない状態ではないと考えている。

「僕たちには堅実な構造があると思うし、バーレーンの結果は予想外のボーナスだった。誰も僕たちが予選でマルシャを上回り、マレーシアのようにレースを終えられるとは思っていなかったからね」

「残りのシーズンを楽しみにしている。堅実なプラットフォームで開発する時間があるからね。僕たちは改善する必要があるけど、僕たちには今、人材とファクトリーがある」

「数カ月前、さらに言えば数週間前にはなかった安定性だ。新しいスタートだ。僕たちはきちんとしたスタートを切ったと言える」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ペドロ・デ・ラ・ロサ / HRT