デビッド・クルサード
デビッド・クルサードは、フェラーリのドライバーになることを断っていたことを明らかにした。

レッドブルのチーム内の不協和音が囁かれるなか、元レッドブルのレースドライバーであるデビッド・クルサードは、チームはドライバーを“対等なパートナー”として扱っていると考えていると述べた。

それ以外の選択肢は「一人のドライバーが公然と一方のドライバーよりも優遇されるフェラーリ/シューマッハ方式」をとることだと語るクルサードは、過去にフェラーリに移籍するチャンスがあったことを明かした。

「かつてフェラーリに移籍するチャンスがあったが、ミハエルのナンバー2契約を受け入れられなかったので断った」

クルサードは、シューマッハ方式がチャンピオンシップに勝つための「最も効果的」な方法だと認めるが「道徳的には疑わしい」と語る。

「2つ目の方法はより公平なシステムだが、信じられないほど不安定だし、実施するのは難しい」

マーク・ウェバーとチームを組んだ2シーズンを含めて2008年までレッドブルでドライブしたクルサードは、セバスチャンを贔屓してはないと語るチームを信じていると述べた。

そのため、ウェバーがシルバーストンでのフロントウイングの一件について公然とチームを批判したことが正しいことだったのかはわからないと考えている。

「マークは、思うようにならないと感じた際に、それを公にし、チームを侮辱することで、より影響力を得ることができると感じているんだと思う」

「それはリスキーな戦略だ。それがうまくいかなければ、チームとのパートナーシップは修復不可能なほどに悪化する可能性がある」

「それが成功すれば、彼は彼の立場を強化し、一般の同情をひきつけ、タイトルを獲得するために断固としてハンディキャップと戦ったチャンピオンとして記憶されるだろう」

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カテゴリー: F1 / デビッド・クルサード