シャルル・ルクレール F1ブラジルGP会見で婚約を報告「本当にとても幸せ」

「本当にとても幸せだ。感情でいっぱいの特別な週なんだ」とルクレールは語った。「誰にとっても、このステップを踏むのは特別な瞬間だと思う。アレックスと僕は本当に幸せだ」
ルクレールは2022年にキャリア最高位のランキング2位を獲得しているが、今季はタイトル争いから遠のき、残り4戦で目指せるのは4位の座のみ。現在はメルセデスのジョージ・ラッセルに54ポイント差のランキング5位につけている。
それでも、直近の2戦では勢いを取り戻している。アメリカGP(オースティン)で2位、メキシコGPでも3位に入り、ブラジルの伝統あるインテルラゴス・サーキットに好調を維持したまま乗り込んだ。
「ここ数戦はいい流れで来ているけど、過去に頼っても未来は変わらない。すべてはゼロからのスタートだ」とルクレールは語った。
フェラーリはコンストラクターズ選手権でもメルセデスに1ポイント差で2位を争っている。
「今週末は自分たちがコントロールできることに集中して、すべてのプロセスを完璧に近づけるようにしたい。そして最終的にどこにたどり着くか見てみよう」と続けた。
ルクレールのインテルラゴスでの自己最高位は2022年の4位。2021年と2024年は5位、2018年には7位だった。
「このブラジルで、ようやく表彰台に戻れる週末になることを願っている」と意気込みを語った。
ルクレールの近況とフェラーリの勢い
フェラーリはシーズン終盤にかけて確実にペースを上げており、メルセデスとの2位争いは熾烈を極めている。オースティンとメキシコでのルクレールの連続表彰台は、チームの進化を裏付けるものだ。
タイトル争いから離れた今、ルクレールは「冷静に仕事を重ねること」を最優先にしているが、婚約という私生活での節目が精神的な安定とモチベーションの高まりをもたらしているようだ。
ブラジルGPでは、過去の悔しさを晴らす“待望のインテルラゴス表彰台”を狙う。
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