シャルル・ルクレール フェラーリF1苦戦でラッセルに反論「問題はもっと複雑」
シャルル・ルクレールは、F1ハンガリーGPで勝利の望みを断たれた要因について、ジョージ・ラッセルが示した見解よりも「はるかに複雑だ」と主張した。

ルクレールはハンガロリンクでレースをリードしていたが、最終スティントでフェラーリのマシンに問題が発生し、ラップタイムが急激に落ち込み、表彰台圏外に後退することになった。

その際、3位に繰り上がったラッセルは、フェラーリがプランク摩耗過多を避けるためにピットストップ時にルクレールのマシンへ調整を加えたのではないかと推測した。

これは今季フェラーリが既に痛い目を見た領域であり、中国GPではルイス・ハミルトンがプランクの厚みが規定以下だったため失格処分を受けている。

さらに、その際ルクレールのマシンは重量不足により失格に至ったため、フェラーリはSF-25を妥協した状態で走らせざるを得ない状況に置かれていた。

しかし、ラッセルの推測が的を射ているかどうかについて明言を避けつつも、ルクレールはライバルが描いた状況ほど単純ではないと強調した。

ルクレールはモータースポーツ・ウィークを含むメディアに対し、ラッセルの発言について問われると次のように語った。
「それについてコメントするつもりはない。ジョージが何を言おうと、僕はあまり気にしていない。状況は彼が描いたものよりもはるかに複雑なんだ。でも、あまり詳しくはコメントしないつもりだ」

「我々としては、何が起きたのかの詳細について語らないことにしている。それを修正しようと取り組んでいる最中だし、全員がその方向に向かって努力している。言えるのは、あれはずっと複雑なものだということだけだ」

フェラーリは改良型サスペンションを投入したものの、車高の問題を完全には解決できていないため、この問題が今後のレースでも再び起こる可能性をルクレールは認めた。

「まだ残っていると思う。でも、我々はそれを修正しようとしているし、違ったやり方で対処していこうとしている」

シャルル・ルクレール F1 スクーデリア・フェラーリ勝利を逃したルクレール、フェラーリの今季白星ゼロを懸念

ルクレール、フェラーリのサプライズに期待
ルクレールはブダペストでのポールポジションから勝利に結びつけられなかったことを受け、フェラーリが今季未勝利に終わる可能性を懸念している。

「今回が今季の最大の勝機だったか」という質問に対して、ルクレールは次のように答えた。

「前半戦に関しては間違いなくそうだ。後半戦に関してはわからないし、驚かされることを願っている」

「去年のモンツァを思い出してほしい。もしあの時点で誰かが僕たちが勝てると言ったら信じなかっただろう。でも実際に勝てた。だからまた驚かされることを願っている」

「とはいえ、今年のハンガリーのようにポールからスタートできて、しかもオーバーテイクが難しいサーキットでの大きなチャンスは、もう訪れないと思う。今のマクラーレンの強さを考えればね」

「でも待ってみよう。僕は確率について考えすぎないようにしている。それよりも、我々がチームとして何ができるかに集中して、マクラーレンに挑戦できる最良の状態に持っていくことに集中している」

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カテゴリー: F1 / シャルル・ルクレール / スクーデリア・フェラーリ / F1オランダGP