シャルル・ルクレール F1カナダGP予選8番手に激怒「自分で台無しにした」
2025年F1カナダGP予選で8番手に終わったスクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレールは、セッション後に自らのミスを激しく悔やんだ。マシンのパフォーマンスはポールポジション争いが可能な水準にあったと確信しており、「全く最大化できなかった」と怒りを露わにした。

Q3の終盤、ルクレールは1本目のアタックでセクター1を好タイムで通過するも、セクター2でミスを犯してラップを無駄にする。その後も再アタックは実らず、8番手にとどまる結果となった。

「僕たちのペースはあった。クルマはポールを狙えるくらいに良かったのに、完全に僕がやらかしてしまった。すごく腹が立っている。今はクルマから出てきたばかりで、感情が高ぶっているけど、本当に悔しい」とルクレールは振り返る。

「早めにコースに出た判断が正しかったかは分からないけど、その結果、ターン6か7でアイザック(・ハジャー)が100メートル先にいて、それだけでこのマシンではグリップを失ってしまうんだ」

シャルル・ルクレール カナダGP F1 スクーデリア・フェラーリ

ルクレールは金曜のFP2をクラッシュによるマシンダメージで欠場していたが、土曜のFP3では2番手タイムを記録し、予選に向けて順調に立て直していた。しかし、その流れも予選の結果で打ち消された。

「それでもポールを狙える内容だったと思うから、本当に悔しい。今日のクルマはとても良かったけど、何も活かしきれなかった」

日曜の決勝に向けての展望を問われても、ルクレールは「関係ないよ。予選でこんなことになったら何も満足感なんてない」と語気を強めた。

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カテゴリー: F1 / シャルル・ルクレール / スクーデリア・フェラーリ / F1カナダGP