カルン・チャンドック
カルン・チャンドックが、予選ぶっつけ本番となったF1デビューについて語った。チャンドックは、わずか7周の走行でチームメイトのブルーノ・セナに1秒遅れというパフォーマンスを示した。

やっと予選で数周することができましたね・・・
ちょっとギリギリだったけど、すべてをまとめて出ていくことができた。セッションが始まっていたので、フロアはボルトで留められていた。まさにシェイクダウンだったよ。エンジンはセーフマップだったし、僕たちはただ明日のレースのために問題がないことを確認したかった。

ギアが上下してくれて、全てが働くことを確認できたし、シートも問題なかった。運転してサーキットの新しい部分がわかってほっとしたよ!実際、狭くなっていたし、思っていたよりバンピーだった。新チームでのF1デビューでぶっつけ本番で予選をした人なんてF1では覚えていないよ!

セバスチャン・ベッテルなどが周りでチャージしているトラックに出ていくことは気になりませんでしたか?
それについてはかなり落ち着いていた。僕たちの目標はラップタイムをセットすることではなかった。ただオイル漏れがなく、エンジンがポップしないかを確認した。ちょっと大きなステージだった以外は、シルバーストでシェイクダウンをしているようだったよ!みんなの邪魔はしたくなかったし、邪魔にならないようにタイヤついて多くを学んだ。僕たちはみんなを悩ませるためではなく、認められて、できる限り最高の仕事をするためにここにいる。

通常は1周インストレーションラップをしてクルマをチェックしますが、7周連続で走行していましたね。どのような印象でしたか?
チームに「なにがしたいか」を伝えたんだ。どのラップも僕が週末ずっとしたかったことだったからね。無事にできたのでかなり満足だった。もしポップしたら、ストップして後退していただろうけど、いずれにせよ僕たちはそうだった。安全性にリスクはなかった。ダラーラがシャシー面で素晴らしいクルマを作ることは信頼していた。クルマが止まったら終わりだった。

7周しかしていませんが、明日のレースをフィニッシュする現実的な望みはありますか?
壊れてはいないよ!正直なところ、トラックに出さえすれば続けられると思う。油圧システムに関する問題のすべては、そもそもガレージで出ていた。今朝、セッションの1時間前までは問題なかった。そのあとマシンに乗り込んで、シートベルトをして、全ては問題なさそうだったし、11時にエンジンを始動させたけど、油圧を失って1速に入らなかった。

一旦出ていったら、信頼性は十分だったけど、ハイドロリックは僕たちとヴァージンにとってはちょっとした問題だと思う。ロータスはいくつか改良して、信頼性面で僕たちよりもうまくシステムを働かせることができていると思う。競争力のあるペースを得るにはやるべき仕事がたくさんある。

僕のガレージのメカニックは、クルマを走らせるためにずっと戦わなければならなかったし、彼らが何日も眠らずに懸命に働いているときに他のクルマが走っているのを見るのはがっかりさせることだったので本当に嬉しいよ。彼らが問題なくクルマを走るの見られたことを嬉しく思っている。

F1ドライバーだと感じていますか?
10秒遅れのペースは、去年ドライブしたよりずっと速いというわけではない!ガレージから離れているときはF1ドライバーのように感じるけど、一旦ガレージにはいれば人数の多いレースチームのような感じだよ。

このチームが場所にたどり着くにはどれくらいかかるでしょうか?
バルセロナに持っていくクルマが、本当にシーズンをスタートするクルマだ。それが実際にパフォーマンスを追い求めるための目標だ。週末にチームがどれくらい多くの走行距離を走れるか正確にはわからないけど、僕たちはそのレースのあとには5〜6,000kmは得られるし、最初の4つの週末は少なくともテストマイレージを取り戻すつもりだ。

ほんの少しの走行でヴァージンとロータスのマシンに近づけたことは励みになりましたか?
ダウンフォースの数値とベースラインの数値には問題はなさそうだ。僕たちにはただそれを利用する時間がなかった。セットアップ作業はできなかった。僕のクルマはステアリングがまっすぐで全てが問題ないことを確認するためにフラットな状態だ。やらなければならない仕事はたくさんある。中長期的にみれば、チームの関係者は素晴らしい。ポテンシャルはあるし、投資額もかなり安定している。優勝やチャンピオンシップを争うチームで働いていたジェフ・ウィリスやアントニオ・クケレラのような人とブリーフィングすることは良いことだし、僕たちのためになる。でも、それらの人たちはごく最近ここでスタ−トしたばかりだし、時間がかかるということを忘れてはならない。

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カテゴリー: F1 / カルン・チャンドック