小林可夢偉
ケータハムは、F1モナコGP初日のフリー走行で、小林可夢偉が17番手タイム、マーカス・エリクソンが21番手タイムだった。

小林可夢偉 (17番手)
「フリー走行1回目の38周は、セッションを通じて着実に進歩できたいいプログラムでした。スペインと同じようなグリップ不足の問題で始まりましたが、いくつかのメカニカルなセットアップの変更で、とくに高速域での状況は良くなりました」

「そのおかげで走り出しにあったアンダーステアも減りましたが、まだトラクションの面やタイヤの熱入れなどに問題があり、それがフリー走行2回目の課題でしたが、フリー走行2回目のセッション中にも一歩前進したと思います。フリー走行2回目は他のチーム同様に路面にドライの走行ラインができるまで待機していました。そのため走行時間が非常に短かくなりましたが、インターミディエイトタイヤでコースインしてクルマにダメージを受けるリスクを避ける安全策でした。決して理想的ではなかったですが、残り5分少々でスーパーソフトタイヤでコースインをして、数ラップできました。おかげさまで土曜日と日曜日に向けていくつかのデータを獲ることもできました。フリー走行2回目がこういう状況でしたが、それでもポジティブな1日でした。スペインのテストで学んだ奥のことを持ち込めましたし、土曜日に向けていい弾みになったと思います」

マーカス・エリクソン (21番手)
「以前にモナコで何度もレースをしたことはあるけど、もちろんF1カーでは初めてだし、今日は両方のセッションを本当に楽しんだと言わなければならない。モナコのために40年前にここで優勝したロニー・ピーターソンに敬意を表するためのとてもスペシャルなヘルメットを持ってきたし、今週末は当時の彼の実際のヘルメットバックを持ってきている。今日はガレージにその両方があることは、ここでの初めてのF1週末で誇らしい瞬間だった。特に僕たちはスウェーデンの同じ町の出身だしね。FP1はうまくいった。セッションで40週を走り込むことができたし、予定していた全てを完了させることができた。開始した状態から確実に全体的なクルマのバランスを改善することができた。可夢偉と同じように最初の走行ではグリップがとても低かったので、車高とフロントウィングの角度を変更して良いステップを果たすことができた。まだちょっとアンダーステアだったけど、全体的なバランスは改善したし、レース週末にむけて良いスタートだった。昼食中に激しい雨が降り、FP2が開始したときはトラックが乾くまで出ていくのを待っていた。天気予報では土曜日と日曜日はドライになりそうなので、インターで出ていってもあまり学ぶことはないだろうし、濡れたトラックで走ってリクスを冒したくなかったので、ほぼセッションの最後まで待たなければならなかった。そのあとスーパソフトで数周できたので、ここでそれらがどのようなパフォーマンスを発揮するか調べていくことができた」

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カテゴリー: F1 / ケータハム / F1モナコGP