カルロス・サインツJr. F1カナダGP初日「中団の上位にはいる」
カルロス・サインツJr.は、2025年F1カナダGP初日の走行を終えて、ウィリアムズのパフォーマンスに手応えを感じていると語った。

サインツは午前中のFP1で3番手と好位置につけたが、これについては「他のチームよりも軽い燃料かエンジンモードを上げていたため」だと説明する。それでも午後のFP2でも7番手とまずまずの位置をキープし、競争力のある週末になりそうだと感じているという。

「午前中は他のチームより軽めだったから、予想以上に競争力があるように見えたけど、午後もミックスの中にいたし、全体としては悪くなかった。ラッセルがかなり速かったけど、トップ勢からは0.3~0.4秒差で、予想していた通りの位置にいるよ」

燃料を多めに積んだロングランでの感触についても次のように語った。

「まあまあだった。トップチームのレベルには届かないけど、中団の上の方、あるいはトップ10圏内では十分戦えると思う。今週末もその位置にいるし、全体としては悪くない」

カルロス・サインツJr. カナダGP F1 ウィリアムズ・レーシング

また、予選に向けたタイヤ戦略の見極めが鍵になるとも指摘する。

「C6とC5、どちらのタイヤを使うかでまたバランスの問題が出てくると思う。両者の性能差は非常に小さいからね。だからこそ、タイヤ戦略をしっかり決めることが重要になる」

最後に、メルセデスやフェラーリといったトップチームに挑めるかという問いに対しては慎重な姿勢を示した。

「彼らがすべてを出し切れば、僕たちが予選で前に出るのは難しいと思う。でもマイアミやイモラと同じように、そこまで離れてはいない。その位置にいられるのは、いいことだよ」

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カテゴリー: F1 / カルロス・サインツJr. / ウィリアムズ・レーシング / F1カナダGP