カルロス・サインツJr. 「角田裕毅にレースを台無しにされた」 F1バーレーンGP

2台のマシンはレース終盤に接触し、右サイドポッドに大きな穴が開いたサインツが最も大きなダメージを受け、グランプリから姿を消すこととなった。
サインツにとってポジティブな土曜日の予選は、このアクシデントが起こった時点で順位を下げ、ポイント獲得の望みも消え失せていた。
カルロス・サインツ、角田裕毅とのバーレーンでの衝突を振り返る
「彼は僕と争っているうちにマシンのコントロールを失い、それが僕のレースを台無しにした」とサインツはメディアに語った。
「同時に、オンボードカメラを見ると、あれはある意味でレーシングインシデントでもある」
「それが僕のレースを台無しにしたんだ。彼が少しコントロールを失ったことが原因だ。でも同時に、もし僕が裕毅で、戦いの最中にマシンを少し失ったら、ペナルティを受けたくない理由が分かるだろう」
「ちょっと厳しい状況だったけど、今回は僕に不利だった。コインの裏側を掴んでしまったし、そういうことだ」

また、カルロス・サインツJr.は、キミ・アントネッリをトラックの外に押し出したとして10秒のペナルティを科されたが、すでにリタイアを決めているため、それほど気には留めていなかった。
「セーフティカー再スタート後のポジション争いで、マシンにダウンフォースがなく、つい熱くなってしまった」
「ロックアップして少しコースアウトし、彼を追い越そうとしたが、そこにアレックスがいた」
「だから、チームメイトであることを理解した上でアレックスを先行させたが、結果として10秒のペナルティを科せられた。でも、いずれにしてもリタイアするつもりだった」
「予選もスタートも良かった。このマシンではすでに2回連続で良いスタートを切っている。最初のラップで良いアタックができた。ペースもまあまあだった。
「今週末はアルピーヌだけが速すぎた。トップ8に2台のアルピーヌを加えた10台がトップ10のポジションであり、僕は11位、10位の間で、必死に戦っていた」
「でも、僕たちはまだ十分な速さを持っていなかった」
「学ぶべきことはたくさんある。僕たちは正しい方向に向かっている。ただ、週末にはもう少しまとまりが出てくることを期待している」
「同時に、僕たちはアルピーヌのガスリーとドゥーハンに追いつくことができるかどうか、マシンを少し改善する必要がある。なぜなら、今週末は彼らが我々のリーグというよりも、別のリーグにいるように見えたからだ」
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