カルロス・サインツ F1メキシコGPのラッセルの無線苦情は「常套手段」
カルロス・サインツは、F1メキシコGPでのディフェンスについてジョージ・ラッセルからの苦情を一蹴した。

赤旗中断後、サインツはターン1でラッセルを相手にディフェンスを強いられた。ラッセルはチーム無線で、サインツがスタート/フィニッシュ ストレートでディフェンスしながら「ウィービング」していたと不満を漏らした。

結局、サインツはラッセルのアタックに抵抗して4位をキープしたが、メルセデスドライバーはランド・ノリスに敗れて6位に後退した。

ラッセルとの戦いについてサインツは「ブレーキングする前に一度動いた。それはルールで認められていることだ」と語った。

「ブレーキング中に動くことはできないけど、ブレーキをかける直前に動くことはできる。それが僕がやっていたことだ」

「後ろにいるときは無線を開いて、前のヤツに文句を言って、警告か5秒のペナルティをもらうことを願うものだ。自分にとって利益になるからね」

「いつもと同じだよ。ジョージの常套手段だ」

カルロス・サインツJr. スクーデリア・フェラーリ

予選で最前列につけたサインツは、ピットストップの段階でマックス・フェルスタッペン、そしてルイス・ハミルトンに先行を許した。

彼らのレースペースのアドバンテージを考えれば、いずれにせよ後退は避けられないとサインツは考えていた。

「マックスとルイスのペースを見れば、彼らが先頭や上位でフィニッシュするのは時間の問題だった」とサインツは語った。

「彼らは単純にレースペースが僕らよりずっと速い。ある意味で、レースが始まる前から、彼らには余分なペースがあると予想していたし、僕たちは温度をかなり管理する必要があった」

「ミディアムタイヤで奇妙なスティントを走り、フォーメーションラップではフロントタイヤのグレイニングに苦しんだ。それを検討する必要がある」

「ハードに履き替えてからは、マシンのペースに従うだけだった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / カルロス・サインツJr. / F1メキシコGP / ジョージ・ラッセル