カルロス・サインツ F1カタールGP決勝欠場「モータースポーツは時に残酷」
カルロス・サインツは、マシンの燃料システムの問題で2023年F1第18戦カタールGPの決勝に出場することができなかった。

スクーデリア・フェラーリは、カルロス・サインツのマシンに燃料漏れを発見。チーム代表が「縁石が関連している可能性がある」と語るこの故障を決勝までに修復することができず、サインツは欠場を余儀なくされた。

「今日はチャンスを失ってしまって残念だ」とカルロス・サインツは語った。

「モータースポーツは時に残酷なことがあるのは誰もが知っているところだけど、今日はその最悪の状況を味わった。今日はいいレースができたと思うし、コンストラクターズ選手権にとって重要なポイントを獲得できたと思うから残念だ」

「どんな状況でもそうだけど、将来のために学ぶべきことは常にある。今は今年の残り5戦に集中する時だ」

スクーデリア・フェラーリのチーム代表のフレデリック・バスールは「今週末の結果に満足することはできない」と語った。

「最も近いライバルにポイントを奪われ、信頼性の問題でカルロスをグリッドにつけることができなかった」

「しかし、今日のシャルルにはできる限りのことをしたと思う。過酷なコンディションの中、彼はとてもよく走ってくれたし、メカニックたちも3回のピットストップで素晴らしい走りを見せてくれた」

「中盤のスティントではトラフィックで少しペースが落ちたかもしれないが、いずれにせよ、今日ジョージ・ラッセルを引き離しておくのは簡単なことではなかっただろう」

「タフなコンディションのなか、予想外の要素もあって、カオスと化した週末になった。縁石に関連した問題から始まったが、カルロスのSF-23の故障にも関係していたかもしれない」

「シャルルの5位から10ポイントを獲得して帰路につき、アメリカ大陸でのトリプルヘッダーに向けて準備を始める」

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カテゴリー: F1 / カルロス・サインツJr. / スクーデリア・フェラーリ / F1カタールGP