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カルロス・サインツは、2019年にレッドブル・レーシングに移籍する可能性については考えていないと主張する。

レッドブルと契約してトロロッソでF1で3シーズンを戦ったカルロス・サインツ(23歳)は、昨シーズンの後半戦でルノーにローン移籍。2018年のF1世界選手権ではルノーでフルシーズンを戦う。

現状、ダニエル・リカルドが2018年末で失効するレッドブルとの契約を延長しておらず、リカルドがチームを離脱した場合は、カルロス・サインツが2019年の最有力候補に挙げられている。ルノーへの移籍が完全移籍ではなくローン移籍となったのもそのためだ。

しかし、カルロス・サインツは、唯一の焦点はルノーであり、チームと長期的な将来を進めていく準備をしていると語る。

「現時点で僕の契約状況について秘密はないと思う」とカルロス・サインツは Sky Sports にコメント。

「個人的に、2019年について考えるのは馬鹿げていると思う。特にまだ2018年シーズンも始まっていないからね」

「ルノーが僕に示してくれた信任は、このプロジェクトに100%集中する価値があると思うし、僕は永遠にここにいるつもりで仕事をしている」

「僕は彼らにすべてを与えてるし、僕にできるすべての意見を伝えている。来年のことに関してもね。2019年については考えてさえいない」

ルノーは、第1回F1バルセロナ合同テストで大きな信頼性問題に見舞われることなく、273周を走破。2018年にむけて有望なスタートを切っている。

昨シーズンはコンストラクターズ選手権6位で終えたルノーだが、後半戦は“ビッグ3”チームとのギャップを縮めており、しばしば1秒以内につけていた。

カルロス・サインツは、今年ルノーはもっとフィールドの上位で戦うことができることを期待していると語る。

「どれくらい大きいかはわからないけど、チームは僕たち全員が望んでいるステップを果たす力があると思っているし、上位勢にもう少し近づけると確信している」とカルロス・サインツはコメント。

「去年は平均で1.5秒くらいだったと思う。今年はそれをもっと縮めたいし、チームにはそうする能力があると確信している」

第1回F1バルセロナ合同テストでは、ルノーは“ベスト・オブ・ザ・レスト”のパフォーマンスを示していたが、今年からルノーのF1パワーユニットを搭載するマクラーレンの挑戦を受ける可能性もある。

カルロス・サインツは、2018年に同じスペイン出身のフェルナンド・アロンソとコース上でのバトルができることを楽しみにしており、表彰台をかけて戦えることを期待していると語る。

「僕がF1にいる3年間は意外にもフェルナンドとレースをしてきた」

「そうなるとは期待していなかったけど、残念ながら、彼にはワールドチャンピオンを争える適切なツールがなかった。彼とグリッドのさらに上位で戦えるなら大歓迎だ」

「僕にとって、彼と競争することは夢のようなことだし、彼とコース上で走るために学んでいる。もっと多くのバトルができることを楽しみにしているし、彼を倒したい」

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