カルロス・サインツ 2017年 ルノー移籍
カルロス・サインツは、2017年にルノーに移籍する可能性があるとの噂を改めて否定した。

以前、レッドブルがパワーユニット供給のより良い契約と引き換えに、カルロス・サインツをルノーに移籍させることに合意するかもしれないと噂されていた。

その噂はモンツァで再浮上。BT は、カルロス・サインツがルノーのモーターホームにいたと報じていた。

だが、カルロス・サインツは「レッドブルはトロ・ロッソでの僕の契約の延長を急いだのは、そのような噂を止めるだったと思う」と Auto Hebdo にコメント。

「とても嬉しく思っている。感謝しているし、誇りに思っている。トロ・ロッソの歴史のなかで、これほど早くに契約が発表されたドライバーはあまり多くなかった」

しかし、最近のトロ・ロッソの奮闘によって、カルロス・サインツは自分のキャリアが立ち泳ぎしていると思うかもしれない。

「それがF1だ」とカルロス・サインツは答える。「僕はまだ22歳だ。バルテリ・ボッタスやニコ・ヒュルケンベルグは彼のチームで追い込まれていると言えるかもしれないけど、僕はそうではない」

「トロ・ロッソでもう1シーズン過ごすことが、僕のキャリアを損なうことはないだろう。それどころか、本当の自分を示すことができるだろう」

2017年にトロ・ロッソは、一年落ちのフェラーリではなく、ルノーの最新仕様のパワーユニットを積むことになる。

「ルノーはグランプリ毎にメルセデスとの差を縮めている。それに僕たちにはジェームス・キーの管轄下に非常に熟練したデザイナーのチームがある。全体的に僕たちの新車はレッドブル・レーシングにかなり近くなる」

カルロス・サインツの2017年のチームメイトはまだ不明な状態となっている。ダニール・クビアトはF1で生き残ることに苦労しており、GP2ドライバーのピエール・ガスリーがその座を狙っている。

今年のダニール・クビアトの苦闘について質問されたカルロス・サインツは「これはF1の世界がどれくらい厳しいかを示す初めての例ではない」とコメント。

「ダニールは非常に優秀なドライバーだけど、僕たちは絶えず進歩しなければならないことを常にわかっているし、最悪の事態が起こる可能性があることもわかっている。近年、僕たちはしばしば戦いを強いられているし、僕は彼の実力をわかっている」

「トロ・ロッソに戻った後、彼はモナコとバクーで速かったよね。彼はちょっと自信を失っているのかもしれないけど、間違いなく復活するだろう」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / カルロス・サインツJr. / トロロッソ