2023年 F1カナダGP 予選:トップ10 ドライバーコメント
2023年F1第9戦カナダGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。

雨に見舞われた土曜日だったが、それを物ともせず、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が3戦連続となるポールポジションを獲得。2番手に赤旗前の絶好のタイミングでタイムを記録したニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)が続いたが、赤旗中にデルタタイムを守らなかったとして3グリッド降格が科された。

1番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「今日は、ベストタイミングで最適な判断ができた。天気が刻々と変わるなかで、チーム全員の目標は明確だったので、チームと正確なコミュニケーションをとり、状況把握に集中することがとても重要だった。路面のコンディションに左右されず、プッシュできたのはよかった。ここは好きなコースだけど、ウエットコンディションだとますますやりがいを感じる。明日がどうなるかはわからないけど、今朝のロングランはとても好調だったので、いいペースが出せたらと思う。長いレースではいろいろなことが起こり得るけど、全体を把握してマネジメントし続ける必要がある」

2番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
「今日の終わりは、当然ながら、早い段階よりは良くはない。もちろん、残念に思っているし、フロントロウでスタートできないのは悔しい。僕たちはその結果には向き合わなければならない。明日のレースに関しては、何も変わらない。アプローチは同じだし、結果に影響を与えたり、害を与えたりすることはない。いつも通り準備をして、明日はハードなレースをする」

3番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
「非常に複雑な予選セッションを経て、3 番手グリッドを獲得することができた。Q1とQ3で赤旗が出たのはちょっと不運だったし、もっと速いラップを刻めばフロントローを獲得できたかもしれない。明日はチャンスがあるので、レース序盤で2位を挽回して、前を行くマックス(フェルスタッペン)にプレッシャーをかけていきたい。ドライでもウェットでもグリップが非常に低く、天候も予測できない、いつもチャレンジングなサーキットだ。AMR23の新しいアップグレードはうまく機能しているようだし、期待していたものを提供してくれているので、これからも評価を続けて、この新しいパッケージ周りでセットアップを最適化していきたい」

4番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「今日はいい結果を残すことができた。タイヤの温度を上げるのがとても難しいコンディションになった。コースに留まりながら、大事なときに結果を出すのはとても難しいことだった。でも、たぶん4番手は達成できるベストだったと思うので、全体としてはとても満足している。この結果を受けて、明日はもっと前に進めるようにしたい。コースに留まりながら、大事なときに結果を出すのはとても難しいことだった。でも、4位がベストだったと思うので、全体としてはとても満足している。この結果を受けて、明日はもっと前に進めるようにしたい。フェルナンド(アロンソ)と競争できることを願っているし、そうなれば表彰台も見えてくると思う。彼とバトルするのは良いことだろう。僕たちのレースペースは、シングルラップのペースよりも優れていることがよくあるし、明日もそうなることを願っている」

5番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「今日は2台ともQ3進出を果たすことができ、素晴らしい仕事をした。トラックは毎周変化し、本能のままにドライビングしていたので、セッションを楽しむことができた。Q3ではうまくまとまらなかったけど、5位という結果は、予選に臨む僕たちの予想を上回るものだった。トラックが乾いていくにつれてチームとしてパフォーマンスが向上していたけど、Q3で雨が降ってきたときにまた苦戦した。でも、それがこのコンディションの難しさであり、エキサイティングなところだ。サーキットに留まることができたことに満足している。明日は5番手から表彰台を狙えると思っている。バルセロナでは12番手からのスタートだったし、今日はオーストラリア以来の予選結果なので満足している。フェルナンドが僕たちのメインターゲットになるだろうし、レースを楽しみにしている」

6番手:エステバン・オコン(アルピーヌ)
「明日の6番グリッドからスタートすることは、コンディションとこれまでの厳しい週末を考えれば、とても良い結果だと思う。今日は簡単なことではなかったので、予選のすべてのセッションを見事にこなしたチームの功績は大きい。ウエットでもドライでも、準備のためにこの週末に多くの周回を重ねることができなかったことは十分承知しているので、我々の焦点は明日に移る。とはいえ、クルマとチームには自信があるので、レース終了時には良いポイントを獲得したいと思う。最後になるけど、今日の激しい雨にもかかわらず、大勢で集まってくれた観客の皆さんにエールを送りたい。僕たちはトラックの周りで皆さんの姿を見て、皆さんのサポートを感じた。明日はレースで良いショーを見せたいと思う」

7番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
「トリッキーなコンディションでタフな1日だっただけに、もう少し上位でフィニッシュできなかったのは残念だ。2周目を走りきることができなかったの。それができていればもっと上位に食い込めていただろう。Q1、Q2、すべてが順調で、とてもハッピーだった。コンディションに対応し、ソフトタイヤを装着することができたのはいい仕事だった。Q3は結局、1周で終わってしまい、それで終わりだった。あと2~3周できていたら、2番手か3番手になれたと思うけど、1周では他のと同じようにはいかなかった」

8番手:カルロス・サインツ(フェラーリ)
「とてもタフな予選だった。FP3でのアクシデントの後、みんながクルマをリビルドするために素晴らしい仕事をしてくれた。Q1とQ2で少しずつ自信を取り戻し、まともなラップを刻むことができた。Q3でハードにプッシュすることを楽しみにしていたけど、残念ながら赤旗とその後の大雨によりタイムを伸ばすことができず、より良い結果を得ることができませんでした。スタートポジションは理想的ではないけど、明日はベストを尽くして順位を上げたい」

9番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
「9番手。予選を終えたかった形ではなかった。パフォーマンスの点で、どれだけ順位が上がっていたかは分からないけど、あのような形で予選を終えてチームにさらなる仕事を与えたくはなかった。明日のために一晩かけて準備してくれる彼れの作業には感謝している。それ以外の点では、適切なタイミングで適切な判断を下し、全体として力強い予選を行うことができたと思う。ただ、あのような結果に終わってしまったのは残念だ。明日に向けて自信を持ち、ポイント圏内をキープできることを願っている

10番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
「ハッピーだ。まず、いいペースがあった。Q1では6番手で、いい感じだった。Q2では、スリックタイヤでリスクを冒す必要はなかったけど、僕たちは決断した。実際、みんながインターで出ていくのを見たときはとても驚いたよ!でも、それを乗り越えてタイムを更新できたのはとても良かった。Q3は、急に雨が強くなって、タイヤをウインドウに入れるのが難しくなったので、ちょっと苦労した。雨が上がったときにストレートでタイヤがかなり冷えたような気がして、ちょっと苦戦した。最終コーナーの進入でタイヤの温度が下がってミスをしてしまった。悔やまれけど、仕方ない。複雑な気持ちだけど、この週末を振り返ってみると、素晴らしい予選結果だし、チームとして着実に前進していることがわかる」

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カテゴリー: F1 / F1カナダGP / F1ドライバー