F1カナダGP
F1カナダGPの主催者は、木曜日に予定していた無料入場を中止にした。

当初、木曜日にジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでは無料でピットウォークが開催される予定だった。

一般公開日は1990年代前半から実施されており、La Presse によると、昨年は1万2000人が参加していた。

だが、大学生グループとインターネット・テトリストはF1カナダGP開催に抗議する姿勢をみせており、“セキュリティ面の懸念”によって2012年のイベントは中止となった。

「最近公表されている様々な脅威を考慮すれば、無料入場と一般公開日のオープンな特性には無視することができないリスクがある」とF1カナダGPのプロモーターを務めるフランソワ・デュモンティエは述べた。

「F1ファン、なかでも世界選手権に参加するチームたちと過ごす年一度のイベントを楽しみにしている人々に対し、心から謝罪したい」

だが、フランソワ・デュモンティエは、F1カナダGPはレースファンにとって安全なものだと主張する。

「モントリオールで起こっていることを否定することはできない。だが、海外メディアで伝えられていることは常に同じだ。火炎瓶や警察との衝突といった衝撃的なイメージだ」

「それについて質問してくる人々を安心させたい。数日前に到着したF1関係者は状況について何も言っていない」

またフランソワ・デュモンティエは、セキュリティを強化したことを認めた。

「詳細を明かすつもりはないが、非常に入念な計画がある」

「攻撃を受けやすいかもしれないと批評された特定のポイントのセキュリティを強化した。数週間にわたり、警察と密接に取り組んでいる。万一のことへの準備は整っている」

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カテゴリー: F1 / F1カナダGP