元F1ドライバーのジェンソン・バトン 「フェルナンド・アロンソは謙虚になることを学んだ」
ジェンソン・バトンは、フェルナンド・アロンソがF1に復帰することは“スポーツにとって良いこと”だと考えており、2回のF1ワールドチャンピオンであるアロンソは“真のパーソナリティ”の持ち主だと表現した。

ジェンソン・バトンは、2015年と2016年の2年間、マクラーレンでフェルナンド・アロンソとペアを組んでおり、近年のF1におけるアロンソの仕事を間近で見てきた。

フェルナンド・アロンソの才能が疑問視されたことはないが、その性格により、チームや他のドライバーとの関係が崩壊することが多かった。

しかし、ジェンソン・バトンは、フェルナンド・アロンソは“より謙虚になった”とし、今回のF1復帰ではそのようなことが問題になることはないと主張。2回のF1ワールドチャンピオンの復帰を歓迎していると語った。

「素晴らしいことだと思う」とジェンソン・バトンは語った。

「彼は真のパーソナリティの持ち主であり、ここ数年でもう少し謙虚になることを学んだと思う」

「本当に強く、礼儀正しいフェルナンド・アロンソがいると思う。それはスポーツにとって本当に良いことであり、彼にとっても本当に良いことだ。彼はフィットネスに本当に一生懸命に取り組んでいるようだし、それは素晴らしいことだ。彼はもう若くはないので、そうする必要があるだろうね」

ルノーF1チームとして最後のシーズンとなった2020年、チームは3回の表彰台を獲得し、コンストラクターズ選手権を5位で終えた。順位的には前年から進歩はなかったが、最終戦まで3位争いを繰り広げており、アルピーヌF1として新たなスタートを切る今年はフェルナンド・アロンソというスキルと経験のあるドライバーとともに前進することを期待している。

「彼が2度の世界選手権で優勝したルノーに一緒に戻ってくるのはチームにとっても良いことだ」とジェンソン・バトンは付け加えた。

「ダニエル・リカルドは非常に素晴らしく、彼を惑わすものは何もないので、フェルナンドは後継者として重責を担うことになるだろう。ランドと一緒にマクラーレンでダニエルを見るのはとても楽しいだろうけど、フェルナンドがグリッドに戻ってくるのを見るのが素晴らしいことであるのは確かだ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ジェンソン・バトン / ルノーF1チーム / フェルナンド・アロンソ / アルピーヌF1チーム