F1サンパウロGP:延期となった予選は日本時間3日19時30分から実施
FIA(国際自動車連盟)は、F1サンパウロGPの予選を現地時間11月3日(日)の朝7時30分(日本時間19時30分)に実施し、レースのスタートを現地時間12時30分(日本時間24時30分)に繰り上げることを発表した。

土曜日の午後、サンパウロでの激しい降雨により、予選は連続して延期され、最終的にキャンセルされた。

コース上の水たまりをマーシャルたちが懸命に除去しようとしたにもかかわらず、水がたまってアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェが走行不可能な状態になっていたためである。

現地時間18時20分頃に日が沈みかけたことで、予選は事実上中止となった。FIAは当初の開始予定時刻から約2時間後の16時45分に予選を延期することを決定した。

予選はサンパウロ時間の朝7時30分に実施される。レースのスタート時刻も変更され、当初予定されていた14時から12時30分に繰り上げられることとなった。

サンパウロでは日曜日にさらに雨が降る見込みであり、早朝のセッションがF1とFIAにとって予選とレースの両方を成功させるための最善のチャンスとなる。

「スチュワードとの協議の結果、グランプリのスタート時刻である現地時間12時30分に先立ち、日曜日の朝7時30分に予選を行うことが決定した」とFIAは述べた。

「これにより、ファンにレースの一日を提供できる可能性を最大限に高めることができる。FIAとフォーミュラ1は、この時間変更が必要であり、情熱的なファン全員にとって正しいことだと考えている」

「ファン、ドライバー、チーム、マーシャル、サーキットスタッフ、メディアなど、本日まで辛抱強く待ってくださったすべての方々に感謝するとともに、日曜日に素晴らしいイベントをお見せできることを願っている」

ブラジルグランプリ アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ

土曜日の予選延期について、F1とFIAの共同声明は次のように述べている。

「今日のサンパウロの状況を踏まえ、視界不良、コース上の水たまり、薄暗さにより、予選は実施しないという決定が下された」

「このような状況下では、安全性が常に最優先事項となる。可能な限り時間をかけて状況の改善を試みたが、残念ながら改善は見られなかった」

「今日、コース上でのマシン走行を期待してサーキットに残ってくださったファンの皆様に心より感謝する」

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カテゴリー: F1 / F1ブラジルGP