2023年 F1サンパウロGP 予選:トップ10 ドライバーコメント (ブラジルGP)
2023年F1第21戦サンパウロGP(ブラジルGP)の予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。

予選Q3でアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェには豪雨が到来。早めのアタックでタイムを出していたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得。2番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にはランス・ストロール、4番手にはフェルナンド・アロンソとアストンマーティンが2列目をロックアウトした。

1番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「悪天候ではあったけど、ポールポジションを獲得できてよかったです。予選Q1とQ2では各車のギャップがあまりなかったため、タイヤのセットを複数使わなくてはなりらなかった。Q3が始まるときには空が真っ黒だった。コース上に出ると、第1セクターは大丈夫でしたが途中で雨が降り始め、中盤では風向きが変わって走りにくくなったけど、チームからはプッシュし続けるよう伝えられた。こんなにマシンのバランスに影響が出た経験は初めてだったけど、いい結果になったし、日曜日の決勝に向けていい準備ができたと思う。明日のスプリント・シュートアウトは僅差の戦いになると思うので、ベストを尽くす」

2番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「いい予選だった。Q1はスムーズで、ソフトを1セットしか使わなかったが、FP1の後にセットアップをかなり変更した後で、素晴らしいフィーリングのマシンでしっかりとしたラップを刻むことができた。Q2では、ひたすらラップを重ねた。その後、奇妙な体験が待っていた。Q3では風の変化が本当に突然で、セクター2以降はグリップがなかった。コーナーに進入してからのバランスはどうなるか分からなかったけど、整然と走れたからP2は悪くないと思う」

3番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「今日は良い結果だった。セッション全体を通してマシンのフィーリングはとても良かったので、とても満足している。2台とも2列目からのスタートなので、日曜日は表彰台を目指すことになるけど、レースはトリッキーになると思う。どのチームも非常に接近していて、自分たちがどの位置にいるのかを正確に把握するのは難しい。雨が降ってきたのはラッキーだったけど、正しい判断もできた。フェルナンドも僕も雨が降り始める前に早めにQ3ラップをスタートすることができた。ポイントは日曜日に与えられるから、いいスタート位置から何ができるか見てみよう」

4番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
「今日の予選結果が必要だった。ここ数戦は少し実験的なレースをしてきたので、ここブラジルでは2台ともいい結果を求めていた。ここ数戦で、僕たちのクルマについて少し理解できたことが、この週末で証明できたと思う。明日は良いスプリントでクリーンな週末にしたい。日曜日はとてもいいポジションからレースをスタートできる。雨はこれで最後になることを願っているし、また明日のスプリントに臨むよ」

5番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「5番手は決して気分のいいものではない」とルイス・ハミルトンはコメント。「でも、できる限りのことはやったし、日曜日にはもっといいレースができることを期待している。マシンはまずまずのパフォーマンスを見せていたけれど、上位陣とはコンマ数秒の差があったようだ。予選の前にいくつか変更を加えて、マシンの走りが少し良くなったようだ。でも全般的には、特別に速かったわけではなかった。とはいえ、Q3終盤のコンディションや状況によって、本来のペースよりも少し遅れてしまったかもしれない。自信を持って言うのは難しいけれどね。残りの週末は、ちょっとした戦いを強いられると思う。ブレーキのオーバーヒートとタイヤのマネージメントが重要になるけれど、戦略で前進することができるのであれば、そうするつもりだ」

6番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「今日の天候は本当にクレイジーだった!Q3であんなに天候が急変したのは初めてだ」とジョージ・ラッセルはコメント。「最後のプッシュラップには本当にがっかりした。滑ってばかりでグリップがなかった。バイザーにはそれほど雨は見えなかったけど、1秒遅かったし、最後尾になる自信があったからピットインして新しいタイヤに交換したかった。でも最終的には6番手に終わった。ラップは残念で悔しかったけど、スタート地点としては悪くない。チームは素晴らしい仕事をしてくれたし、マシンはここでもいいパフォーマンスを見せてくれている。ここでは1周のペースよりもレースペースが重要だということもわかっている。まだ表彰台を目指すつもりだ。アストンマーティンは今日も速かったし、僕たちより前にスタートするけど、僕たちのロングランペースが彼らよりいいことを願っている。日曜日はレース中に何度もピットストップがあると思うから、すべてが勝負だ。残りの週末でどのようなパフォーマンスができるか見てみよう」

7番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
「望んでいた結果ではなかった。ドライコンディションでは強いペースを見せていたけど、雨が降ってきたときに適切なタイミングでコースインすることができなかった。本当に残念だし、チームのためにがっかりしている。今日は大きなチャンスを逃してしまった。厳しいスタートとなったけど、明日のスプリントではポイントを獲得できるようベストを尽くす」

8番手:カルロス・サインツ(フェラーリ)
「天候に恵まれなかった」とサインツは認めた。「タイヤが冷えて気温が下がり、雨が降ってきて突風が吹いていたなか、僕たちはピットを離れた最後のクルマの1台だった。Q2のペースは悪くなかったから、今日はアンラッキーだった。出ていくのがとても遅かったことに少しがっかりした。良いラップを刻むチャンスを逃してしまった。8番目に並んでいて、予選は8番手だった。9番目と10番目に並んでいた人は僕の後ろで予選を終えていたので、出遅れるほどコースが遅くなるのは明らかだった...理想的ではなかった」

9番手:セルジオ・ペレス(レッドブル)
「少なくとも2列目を獲得できるペースはあったと思うけど、今日は不運に見舞われてしまった。最終コーナーまではフェルスタッペンと近いタイムで走れていて、3番手もしくは2番手を目指していたけど、終盤でピアストリ(マクラーレン)がスピンをしたため、引かなければならなかった。コースに出るタイミングが少し遅かったからか、雨に遭い路温が急速に冷えてしまった。『もしも』のことはたくさんあるけど、レースウイークはまだ始まったばかりで先は長く、いいペースがあることはポジティブだと思う。ここからはいいレースができると思うので、明日のスプリントレースが楽しみだ」

10番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
「午後の予選は10番手。特に天候のせいでセッションが早く終わってしまったし、Q3は明らかに我々にとってあまり良くなかった。グリップに何があったのかは分からないけど、ペースは良かっただけに残念だ。ペースは良かっただけに残念だ。あそこまでは順調に見えていたんだけどね。とにかく明日もう一度挑戦して、スプリントで何ができるか見てみるつもりだ」

F1 サンパウロGP

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カテゴリー: F1 / F1ブラジルGP / F1ドライバー