セバスチャン・ブルデー
セバスチャン・ブルデーにとって、夏にはフランスGPがあるが、今週末のモナコはフランス人のボーデにとってはホームレースと同じようなものだ。モナコを走るのも初めてではない。6年前にF3000のレースで優勝した経験がある。

「6年も前のこととは思えないよ。まるで昨日のことのようだ。でも、今週末はF1カーなので、クルマから見るコースも走る感覚も全く違うと思う。今回も素晴らしい週末になればいいな。でも、現実的に考えた方がいいだろう。新車は古いクルマよりも性能的なアドバンテージはあるかも知れないけどね」

F1ルーキーの彼は、今週末のチャレンジをどのように考えているのだろう?

「ここは特種なコースだ。アメリカのストリートサーキットでレースしたこともあるけど、モナコは特別だからね。ぼくにとってモナコは退避エリアのないロードサーキットみたいな感じだ。今週末、重要なのは一歩一歩進むこと。その一歩でも見落としたら、ここではアクシデントになる。もちろん、パフォーマンスを引き出してくれるようなクルマもいいが、安心して激しくプッシュできるようなクルマも必要だ。個人的にはこういうストリートサーキットは大好きだ。モナコの週末は一瞬たりとも気が抜けない。モナコで最高の予選ラップを走ることが、ぼくにとっては最高にエキサイティングなんだ。どうなるか楽しみだね。新車はぼくたちにとっては一歩前進ということだ。本当に走るのが待ち遠しいよ」

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ブルデー / トロロッソ