ルーベンス・バリチェロ 「シューマッハとは話をしても無駄」
ミハエル・シューマッハは、ハンガロリンクのホームストレートでルースベンス・バリチェロからポジションを守るためにピットウォールに幅寄せ。次戦ベルギーGPで10グリッド降格ペナルティが科せられた。
バリチェロは、ウォール数センチのところまで追い込まれ、接触を避けるために芝生に出なければならなかった。
ミハエル・シューマッハは、自分の行動は何も間違ってはおらず、ペナルティを受け入れると述べている。
ルーベンス・バリチェロは、元同僚のミハエル・シューマッハと話すつもりはないと語る。
「いいや、そのつもりはない。物事が解決することはないだろうからね」とバリチェロは語る。
「ミハエルを知っているよね。彼と話せば、彼は自分が正しいと常に感じている」
「僕はまっとうな男だと思うし、今日は公正な裁定が下されたと思う。彼は3年離れていたけど、何も変わっていないと思う。彼はまだ同じ男さ」
バリチェロは、大事故を避けることができて非常に幸運だったと考えている。
「僕たちが接触したら、正直、彼ははじき飛ばされて、ウォールにぶつかっていたと思う。彼にとってはより一層危険だった」
「ウォールがあったので、僕はあれ以上右へは動けなかった。ウォールと僕たちの写真を撮っていたら、そこには髪の毛ほど（のスペースも）もなかっただろう。信じられないよ」
「そのあと、僕が位置を変えなければならなかったのがわかったと思う。僕は芝生で切り抜けたからね。正直、僕たちがここで話ができているのをとても嬉しく思うし、とても幸運だった」
バリチェロは、これまで見た中で最悪のディフェンシブなドライビングだったと語り、シューマッハはそのような動きを“昔からやっていた”と語る。
「そう言えるね。最悪の動きのひとつだろう。まず第一に、あんなに多くのレースをしたドライバーがあのようなことをするとは考えないだろう」
「10レースくらいのドライバーがあのようなことをするのは予想できるかもしれない。でも、彼は非常に多くのことを通り抜けてきた男だ。彼は、今日のように不必要なことを昔からやっている。僕たち両方にとってだらしない瞬間だったと思う」
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