2021年 F1バーレーンGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想
ピレリは、2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。

ピレリは、バーレーン・インターナショナル・サーキットに昨年と同じC2(ハード)、C3(ミディアム)、C④(ソフト)というコンパウドを選択。ゴムは同じだが、構造は2021年にむけて改良されている。決勝ではハードとミディアムのどちらか1セットを使用しなければならない。

ピレリによると、F1バーレーンGPでの最速の戦略はミディアム-ハード-ミディアムとつなぐ2ストップ。この場合でのミディアムのウインドウは18周となる。2番目に最速の戦略はソフト-ハード-ミディアムとつなぐの1ストップ。この場合はソフトのウインドウが14周となる。

2021年 F1バーレーンGP 決勝:タイヤ戦略予想

予選Q2では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタス(メルセデス)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)がミディアムタイヤでQ2を通過しており、最速の戦略が可能となる。

2021年 F1バーレーンGP 決勝:持ちタイヤ数

マリオ・イゾラ(ピレリ カーレーシング責任者)
「今回も昼と夜のセッションの間に大きな違いがあり、戦略とセットアップの計算がより複雑になった。各ドライバーが利用できるタイヤにもよるが、レース戦略にはいくつかの可能性がある。それでも、ミディアムタイヤが明日レースを開始するための最良の選択肢であると感じたチームがいくつかいった。トップ10のうち、トップ3を含めた4名、黄色のミディアムC3コンパウンドでレースを開始するため戦略の選択肢が増えた。ただし、選択肢はいくつもあり、明日は気温が下がることが予想されるため、戦略はさらに入り乱れる可能性がある。新しいフォーマットのF2で、今日は2レースが開催されたが、これも興味深いものだった。特にレース2では、セーフティーカーの影響もあって、代替戦略としてソフトタイヤを履いたマシンが印象的な走りを見せており、後方から大きなアドバンテージを得たドライバーもいた」

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カテゴリー: F1 / F1バーレーンGP / ピレリ