F1アゼルバイジャンGP 「中止になっても開催料の支払い義務はない」
F1アゼルバイジャンGPの開催日は、カレンダーでも最大の金額のひとつとして知られているが、主催者はレースを中止にする必要があった場合、政府は2020年に開催料を支払う必要はないと語る。

6月7日に第8戦として予定されていたF1アゼルバイジャンGPだが、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期が決定。F1モナコGPは中止が決定しており、すでに7つのグランプリの延期が決定しており、F1は年内にリスケジュールすることに取り組んでいる。

バクー・シティ・サーキットのエグゼクティブディレクターを務めるアリフ・ラヒモフは、年末にレースを開催するのは難しいとし、仮に中止なった場合、アゼルバイキャンは金銭的損害を被ることはないと語る。

「残念ながら、F1にとって大きな収益の損失になると思う」とアリフ・ラヒモフは Motorsport-Total.com に語る。

「しかし、それは不可抗力であり、我々の支配の及ばないものだ。そして、それはローカルなだけでなく、グローバルな不可抗力だ」

バクー・シティ・サーキットの所有者は、このような状況はF1との契約に条項が含まれており、支払う必要がないことも明確にしている。

「この種の状況は、契約の不可抗力条項で説明されている。レースが起こらなければ、我々の政府は確かにお金を失うことはない。レースが開催されないという事実は我々の制御の域を超えてしまっている」

「今のところ、レースを宣伝することさえ違法だ。そのため、レースを主催するためのアクションを2か月以内に行うことが禁止されている状況にある。文字通り、我々の手に負えないものになっている」

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カテゴリー: F1 / F1アゼルバイジャンGP