2019年のF1世界選手権がいよいよ開幕! … 第1戦 F1オーストラリアGP
2019年のF1世界選手権の開幕戦オーストラリアGPが3月15日(金)、オーストラリアのアルバート・パーク・サーキットで開幕。第1戦 F1オーストラリアGPのフリー走行1回目は日本時間10時(現地時間12時)からスタートする。
2019年のF1世界選手権では、後続マシンの乱気流を抑えてオーバーテイクを改善することを目的にフロントウイング、リアウイング、バージボード、ブレーキダクトの重要な空力エリアに変更が加えられた。
その結果、各マシンの空力コンセプトは大きく“ダウンフォース生成型”のメルセデス/レッドブル系と“気流重視型”のアルファロメオ/フェラーり系の2つに分かれた。
過去5年間はメルセデスがダブルタイトルを5連覇してきたが、フェラーリが新レギュレーションにうまく対応したと考えられており、開幕前の予想ではフェラーリ優勢との声が多い。その戦いに新パートナーとしてホンダを迎えたレッドブルがどれくらい絡んでくるかに注目が集まる。
中団グループはさらに実力が拮抗。ワークスチームとしてグループを抜け出したルノー、ホンダとの2年目で躍進が期待されるトロロッソ、資金を得て生まれ変わったレーシングポイント、今年もダークホースとなるかハース、革新的なフロントウイングで注目のアルファロメオ、名門復活を進めるマクラーレンのどのチームが抜け出すかは未知数だ。
また、2019年はグリッドが大きく様変わりする。今年と同じドライバーラインナップを継続するのはメルセデスとハースだとなり、6名がチームを移籍、4名がF1フル参戦デビュー、2名がF1復帰を果たす。なかでも、フェラーリのシャルル・ルクレールやレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン、ピエール・ガスリーなど若手ドライバーからも目が離せない。
さらに2019年からはトップ10以内でフィニッシュしてファステストラップを記録したドライバーに1ポイントが付与されることから、レース終盤の戦略にどのような変化があるかも見どころだ。
テレビ放送はフジテレビがCSで生中継。オンデマンドでも視聴可能。また、DAZNもフジテレビとは異なる独自の解説陣によるライブ配信を視聴できる。
<2019年 F1オーストラリアGP スケジュール>
3月15日(金)
・フリー走行1回目 10:00~11:30(現地時間 12:00~13:30)
・フリー走行2回目 14:00~15:30(現地時間 16:00~17:30)
3月16日(土)
・フリー走行3回目 12:00~13:00(現地時間 14:00~15:00)
・予選 15:00~(現地時間 17:00~)
3月17日(日)
・決勝 14:10~(現地時間 16:10~)
<サーキット情報>
サーキット名: アルバート・パーク・サーキット
所在地: オーストラリア・ビクトリア州メルボルン市
コース全長: 5.303km
周回数: 58周
トップスピード:時速305km
F1オーストラリアGPは、1985年にF1カレンダーに組み込まれた。1995年まではアデレードで開催され、翌96年に現在のメルボルン、アルバート・パークへ舞台を移した。その歴史は長く、今季カレンダーの中でアルバート・パークよりも長い開催歴を持つ会場は10コースしかないほか、1950年代には非選手権レースも開催され、スターリング・モスが2勝を挙げている。印象的なレースも多数あり、1991年の決勝は、豪雨の影響により14周(52.920㎞/32.886マイル)で打ち切られ、アイルトン・セナが勝者となったが、これは現時点でF1史上最短のレースとなっている。
アルバート・パーク・サーキットは、湖を取り囲むような設計となっているストリートサーキット。一年の大半は一般の人々が自由に遊び、一般車両も通行できる公園のため、路面が滑りやすく、レースでは各ドライバーが苦戦をする。全体的に平坦な中速サーキットであり、オーバーテイクポイントも少ないため、走行ラインをはずしながらオーバーテイクを試みると、車体が滑り予期せぬ事故にもつながる。セーフティカーが登場する頻度も高いサーキットである。
気候は夏の終わりで天気が変わりやすい気候。突然の雨や強風の影響を受ける可能性が高く、予選と決勝レースで使用されるタイヤが異なる場合があるなど、ドライビングスタイルの変化も見所の一つである。
Absolute lap record: 1分21秒164 – ルイス・ハミルトン, 2018 Q3
Race lap record: 1分24秒125 – ミハエル・シューマッハ, 2004
2018 P1 fastest lap: 1分24秒026 – ルイス・ハミルトン
2018 P2 fastest lap: 1分23秒931 – ルイス・ハミルトン
2018 P3 fastest lap: 1分26秒067 – セバスチャン・ベッテル
2018 fastest race lap: 1分25秒945 – ダニエル・リカルド
カテゴリー: F1 / F1オーストラリアGP
2019年のF1世界選手権では、後続マシンの乱気流を抑えてオーバーテイクを改善することを目的にフロントウイング、リアウイング、バージボード、ブレーキダクトの重要な空力エリアに変更が加えられた。
その結果、各マシンの空力コンセプトは大きく“ダウンフォース生成型”のメルセデス/レッドブル系と“気流重視型”のアルファロメオ/フェラーり系の2つに分かれた。
過去5年間はメルセデスがダブルタイトルを5連覇してきたが、フェラーリが新レギュレーションにうまく対応したと考えられており、開幕前の予想ではフェラーリ優勢との声が多い。その戦いに新パートナーとしてホンダを迎えたレッドブルがどれくらい絡んでくるかに注目が集まる。
中団グループはさらに実力が拮抗。ワークスチームとしてグループを抜け出したルノー、ホンダとの2年目で躍進が期待されるトロロッソ、資金を得て生まれ変わったレーシングポイント、今年もダークホースとなるかハース、革新的なフロントウイングで注目のアルファロメオ、名門復活を進めるマクラーレンのどのチームが抜け出すかは未知数だ。
また、2019年はグリッドが大きく様変わりする。今年と同じドライバーラインナップを継続するのはメルセデスとハースだとなり、6名がチームを移籍、4名がF1フル参戦デビュー、2名がF1復帰を果たす。なかでも、フェラーリのシャルル・ルクレールやレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン、ピエール・ガスリーなど若手ドライバーからも目が離せない。
さらに2019年からはトップ10以内でフィニッシュしてファステストラップを記録したドライバーに1ポイントが付与されることから、レース終盤の戦略にどのような変化があるかも見どころだ。
テレビ放送はフジテレビがCSで生中継。オンデマンドでも視聴可能。また、DAZNもフジテレビとは異なる独自の解説陣によるライブ配信を視聴できる。
<2019年 F1オーストラリアGP スケジュール>
3月15日(金)
・フリー走行1回目 10:00~11:30(現地時間 12:00~13:30)
・フリー走行2回目 14:00~15:30(現地時間 16:00~17:30)
3月16日(土)
・フリー走行3回目 12:00~13:00(現地時間 14:00~15:00)
・予選 15:00~(現地時間 17:00~)
3月17日(日)
・決勝 14:10~(現地時間 16:10~)
<サーキット情報>
サーキット名: アルバート・パーク・サーキット
所在地: オーストラリア・ビクトリア州メルボルン市
コース全長: 5.303km
周回数: 58周
トップスピード:時速305km
F1オーストラリアGPは、1985年にF1カレンダーに組み込まれた。1995年まではアデレードで開催され、翌96年に現在のメルボルン、アルバート・パークへ舞台を移した。その歴史は長く、今季カレンダーの中でアルバート・パークよりも長い開催歴を持つ会場は10コースしかないほか、1950年代には非選手権レースも開催され、スターリング・モスが2勝を挙げている。印象的なレースも多数あり、1991年の決勝は、豪雨の影響により14周(52.920㎞/32.886マイル)で打ち切られ、アイルトン・セナが勝者となったが、これは現時点でF1史上最短のレースとなっている。
アルバート・パーク・サーキットは、湖を取り囲むような設計となっているストリートサーキット。一年の大半は一般の人々が自由に遊び、一般車両も通行できる公園のため、路面が滑りやすく、レースでは各ドライバーが苦戦をする。全体的に平坦な中速サーキットであり、オーバーテイクポイントも少ないため、走行ラインをはずしながらオーバーテイクを試みると、車体が滑り予期せぬ事故にもつながる。セーフティカーが登場する頻度も高いサーキットである。
気候は夏の終わりで天気が変わりやすい気候。突然の雨や強風の影響を受ける可能性が高く、予選と決勝レースで使用されるタイヤが異なる場合があるなど、ドライビングスタイルの変化も見所の一つである。
Absolute lap record: 1分21秒164 – ルイス・ハミルトン, 2018 Q3
Race lap record: 1分24秒125 – ミハエル・シューマッハ, 2004
2018 P1 fastest lap: 1分24秒026 – ルイス・ハミルトン
2018 P2 fastest lap: 1分23秒931 – ルイス・ハミルトン
2018 P3 fastest lap: 1分26秒067 – セバスチャン・ベッテル
2018 fastest race lap: 1分25秒945 – ダニエル・リカルド
2019 FIA Formula One World Championship Entry List
No | ドライバー | チーム |
---|---|---|
44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス |
77 | バルテリ・ボッタス | |
5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ |
16 | シャルル・ルクレール | |
33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル |
10 | ピエール・ガスリー | |
3 | ダニエル・リカルド | ルノー |
27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | |
8 | ロマン・グロージャン | ハース |
20 | ケビン・マグヌッセン | |
55 | カルロス・サインツ | マクラーレン |
4 | ランド・ノリス | |
11 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント |
18 | ランス・ストロール | |
7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ |
99 | アントニオ・ジョビナッツィ | |
26 | ダニール・クビアト | トロロッソ |
23 | アレクサンダー・アルボン | |
63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ |
88 | ロバート・クビサ |
カテゴリー: F1 / F1オーストラリアGP