アストンマーティンF1 「どこにも引けを取らない」新本社を正式オープン
アストンマーティンF1チームは今週シルバーストンに最新鋭の新本社を正式にオープン。フェルナンド・アロンソはチームの新しい設備がF1で「誰にも負けない」と信じている。

シルバーストーンに建設された3棟の専用ビルのうち最初のビルは、増え続けるチームの従業員のための主要拠点として機能する。

同時に、専用の風洞も建設プロセスの中間点に差し掛かっている。さらに、1992年にジョーダン・グランプリによって建てられたオリジナルのファクトリービルを、近い将来、近代化された施設に建て替える計画も進行中だ。

アストンマーティンF1の新本社は37,000m2(400,000平方フィート)の広さを誇り、F1では約20年ぶりとなるまったく新しいチーム拠点となり、700人以上のチーム従業員が働くことになる。

アストンマーティンのローレンス・ストロール会長は、「我々の新しいAMRテクノロジー・キャンパスは、従業員を中心に建設されている」と述べた。

「このキャンパスは、レースで勝利するF1カーの設計、製造、運営をより良くするものであり、F1がこれまで目にしたことのないような持続可能なキャンパスでもある

「我々の新しい本拠地は、アストンマーティンが今後どのように活動していくかを大胆に示すものだ。アストンマーティンというブランドにふさわしい、プレミアムで超高級な環境で、我々の同僚、パートナー、そして訪問者に快適さ、創造性、そして誇りを感じていただけるような、素晴らしい場所にしたいと考えている」

「AMRテクノロジー・キャンパスによって、我々はコース上のパフォーマンスの追求を後押ししながら、同僚の健康を優先する魅力的な職場を作り出した」

アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

ランス・ストロールは、アストンマーティンF1マシンでキャンパス内を走行し、新施設のメイン通路を通り抜けた。

「僕たちのクルマを運転し、同僚の前でメインストリートを走ることができたのは、特別な瞬間だった。発売記念式典で自分の役割を果たせたことを誇りに思う」とランス・ストロールは語った。

その様子を見ていたアロンソは、チームの新しい施設とそれが体現する将来性に「信じられないほど感銘を受けた」という。

「僕たちの新しい家に信じられないほど感動している」とアロンソは語った。

「デザイン・オフィスからミッション・コントロールまで、すべての設備はどこにも引けを取らない。歩いているとたくさんの笑顔が溢れる」

「このスポーツで勝つためには、すべてに秀でる必要があり、この新しい施設はゲームチェンジャーだ。この新しい施設は、僕たちが世界選手権で戦えるようにするための、真の意思表示だ」

アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム F1

アストンマーティンによると、この新しいテクノロジー・キャンパスは、72,000m2を超える野生の草地の造成、1,500本を超える英国原産の樹木や成長した樹木の植栽、10,000m2の芝生、30,000本を超える低木や植物の追加植栽によって、生物多様性の純増も実現しているという。

「新しい敷地には、歩行者、自転車、公共交通機関がキャンパスまでアクセスしやすいルートが設置されている」とチームは述べた。

「電気自動車専用の急速充電ポイントも用意され、従業員には会社が支援する電気自動車スキームへの参加が奨励されている。従業員の福利厚生プログラムとしては、開発の第2段階にフィットネス・センターの建設が含まれており、これにより敷地内のウォーキングやエクササイズ・ルートを補完される」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / アストンマーティンF1チーム