アストンマーティンF1、2023年F1マシン『AMR23』をシェイクダウン
アストンマーティンF1チームは、来週のプレシーズン・テストに先立ち、シルバーストーンで行われたチームの公式フィルミングデーで2023年F1マイン『AMR23』のシェイクダウンを完了させた。

アストン―ティン AMR23のシェイクダウンは、ランス・ストロールが担当。早朝に霜が降りて湿ったサーキットでエクストリームウェットタイヤを装着したマシンは、その後ドライコンパウンドに交換して数周のインストレーションラップを行った。

午後は天候が回復し、2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソがARM23に乗り込み、冬の太陽の下で1日の走行を終えた。

午前中はやや湿ったコンディションだったが、チームの走行計画は順調に進み、ランス・ストロールは17周、フェルナンド・アロンソは16周を走行し、来週バーレーンで行われる公式プレシーズンテストに臨む。

ランス・ストロール
「AMR23を初めて走らせたのは特別な瞬間だったし、クルマのフィーリングも良かった。すべてが期待通りに動き、スムーズに走った。それがバーレーンでのテストに備える上で最も重要なことだ。シーズン序盤には学ぶべきことがたくさんあると思うけど、今朝は力強いスタートを切ることができたし、再びステアリングを握ることができて本当に楽しい。長い冬休みの後、真新しいF1マシンで加速するのは最高だ!」

フェルナンド・アロンソ
「いい一日だったし、初めてAMR23を運転できて楽しかった。しばらくF1から離れていたけれど、戻って来てF1マシンのスピードを感じることができてうれしい。今日はフィルミングデーということでたくさんのことを完了させ、計画もスムーズにこなせた。あとは来週のテストを待つだけだけど、そこでマシンのことをもっとよく知り、冬の後の競争相手がどこにいるのかをもっと理解できるだろう。バーレーンでは1日半ずつしか時間がないので、クルマと向き合う時間を最大化しなければならない」

トム・マッカロー(パフォーマンス・ディレクター)
「プレシーズンでここまで来るのは大変な作業だった。多くの期待に応えて、ランスとフェルナンドがハンドルを握るAMR23を初めてコースで見ることができ、とてもうれしい。最初はとても寒く、コースも少し湿っていたが、天候に恵まれて概ね良い一日になった。マシンは昨年と95%ほど違うので、サーキットを走り、すべてがスムーズに走るのを見るのはいいことだ。チームには良いエネルギーがあり、全員が同じ方向に向かって突き進んでいる。でも、本当の競争はすぐに始まるし、来週のバーレーンテストまであとわずかな時間しかない」

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