キミ・アントネッリ F1イタリアGP初日コースオフも「自信は揺るがない」

金曜午後の1時間セッション開始から10分以内、アントネッリは2つ目のレズモでスライドを立て直そうとしたが、グラベルに流れ込んでしまい、そのままスタックした。
このオフにより貴重な走行時間を失ったものの、昨年のFP1デビュー戦でパラボリカにクラッシュして以来1年ぶりにモンツァへ戻った19歳のルーキーは、自信は揺らいでいないと断言した。
「その瞬間のグリップに対してちょっと強くプッシュしすぎてしまって、残念だった」とアントネッリは語った。「今日は良い流れだったんだ。FP1は良かったし、FP2の序盤も力強い出だしだった。だから自信はまだ高いままだ」
「もちろん、明日は少し違うプログラムをやらなきゃいけないけど、僕たちは何にでも対応できるように準備するつもりだ」

一方、FP2で10番手に終わったジョージ・ラッセルは、W16のマシンで何度か危うい瞬間を経験したことを認め、マクラーレンのランド・ノリス(最速)に対してコンマ3秒遅れを喫した。
「今日は素晴らしい感触じゃなかった」とラッセルは語った。「少し自信を持てなくて、キミと同じような瞬間が何度かあった。マシンを良い状態に保つのが難しかった」
「モンツァでの1日は難しかった。ローダウンフォースのマシンに戻ると、フワフワしてリアがかなりルーズになる。今日の僕たちは特別良い感触じゃなかった」
「通常ならコンマ3秒遅れというのはマクラーレンのすぐ後ろにいるような位置だけど、接戦だし明日も同じになると思う」
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