F1アメリカGP:クールダウンラップ中に観客が侵入でFIAから8000万円の罰金
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日曜日にマシンがクールダウンラップを走っている間、スタート/フィニッシュストレートのグランドスタンドから200人もの人々がトラックの下に潜り込み、コース上に侵入した。
この行為は、2024 FIA国際スポーツコード第12.2.1.h条に「適切な措置を講じず、その結果として安全でない状況が生じた場合」に直接違反している。
F1マシンと観客はコース上では交わってはならない重要な要素であることを踏まえ、スチュワードはレースプロモーターを代表するリーガン・ホーリーとジェイク・ウーズ、USレースマネジメントのティム・メイヤー、FIAのニコラス・トンバジス、ティム・マリヨン、ニールス・ウィティッチから話を聞いた。
「侵入の深刻さを考慮し、プロモーターに50万ユーロの罰金が科せられる」というのがスチュワードの裁定であった。
「スチュワードは、観客をトラック上に許可するための安全計画が実際には適切に実施されていたことを確認している」
「しかし、それにもかかわらず、安全計画で対処されていなかった潜在的な侵入エリアを特定できなかったことが原因で侵入が発生した」
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COTAはアメリカGPトラック侵入を受けて措置を取らなければならない
2024年にトラック侵入が起きたのはこれが初めてではない。6月にはカナダグランプリのプロモーターが2024 FIA国際スポーツコード第12.2.1.h条違反に問われている。
COTAがF1を開催して12年になるが、これは同サーキットにとってある意味で初めての違反であり、そのため「35万ユーロの罰金は、2026年12月31日まで執行猶予となる。その理由は、その日までの間、このサーキットでFIA選手権イベント中にトラック侵入がこれ以上発生しないという前提によるものだ」とされた。
さらに、COTAレースのプロモーターは、トラックへの侵入を今後どのように防止するかを概説した計画をFIAに提出し、サーキットのセキュリティに他の潜在的な弱点がないか評価する期限を2024年末までとしている。
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