エディ・ジョーダン、ハリウッド俳優のアルピーヌF1への投資は「信用できない」
元F1チーム代表のエディ・ジョーダンは、ハリウッド俳優のライアン・レイノルズとロブ・マケルヘニーによるアルピーヌF1チームへの投資を「馬鹿げている」と非難した。

アルピーヌの親会社であるルノーは月曜日、2人のハリウッド俳優が『Otro Capital(オトロ・キャピタル)』や『RedBird Capital Partners(レッドバード・キャピタル・パートナーズ)』とともに投資家グループに加わり、アルピーヌ・レーシングの株式24%を取得すると発表した。

1億7,100万ポンド(約311億円)の取引は、イギリスを拠点とするアルピーヌF1チームを約7億600万ポンド(約1287億円)で評価するものだ。

しかし、元F1チームのオーナーであるジョーダンは、この投資の背後にある財務モデルは「信用できない」と語る。

信じられない」とジョーダンは『GB News』に語った。

「まず第一に、フェイクニュースという言葉を使うつもりはないが、つまり、会計的な見地から信用できないということだ。それが第一だ」

「このような数字を並べるのはとても素敵でセクシーなことだが、裏付けがあり、承認されたものでなければならない。アルピーヌからも、大株主であるルノーからも何の反応もない」

「それ自体がある意味で奇妙だ。あのレベルのものを総額7億ポンドで評価するなんて…とんでもない。馬鹿げている」

「例えば、フェラーリやメルセデス、レッドブルの価値はどうなるんだ?それが私が考えるチームの価値だ。アルピーヌは、まだその足元にも及ばない。」

ハリウッド俳優のライアン・レイノルズとロブ・マケルヘニーハリウッド俳優のライアン・レイノルズとロブ・マケルヘニー

ジョーダンは、ルノーグループが2020年11月にレクサム・フットボールクラブを買収したアメリカのスター、レイノルズとマケルヘニーのパブリックイメージを利用していると主張した。

「あなたが挙げた2人は、非常に大きなスターであり、特にアメリカ市場にとっては大きな付加価値である。おそらくルノーが期待していたのはそこだろう」とジョーダンは付け加えた。

「ルノーはおそらく、そこに期待していたのだろう。この投資を受けたアメリカの本当の関係者は、この2人のスターを起用していると言える」

「F1は急成長しているし、スポーツとしてはもちろんサッカーの後塵を拝していると思うが、実際にはフランチャイズは10しかないのに対し、サッカーでは世界中の国に30から40のフランチャイズがある」

「では、これらすべてを掛け合わせて、F1のようなニッチな市場に何かを置くことにどのような価値があるのかを自問することになります。なぜチームはルノーと呼ばれないのか? 彼らは何かの後ろに隠れているのか?」

アルピーヌF1チームアルピーヌF1チーム


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カテゴリー: F1 / アルピーヌF1チーム