元F1王者デイモン・ヒル、アルピーヌF1の選考テストを疑問視「比較できるのか?」
元F1ワールドチャンピオンのデイモン・ヒルは、アルピーヌF1チームが先週行ったように複数のドライバーによるシーズン中のテストは、完全なペース以外の複数の要因が作用するため、誰がチームのフルタイムドライバーとしてどれだけうまく機能するかの確実なバロメーターにはならないと考えている。

2023年フェルナンド・アロンソの後任として複数の候補をリストアップしているアルピーヌF1チームは、先週、ハンガロリンクで2021年マシンを使用した3日間の非公開テストを実施した。

参加者の中には、元アルファロメオのドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィ、アルピーヌのジュニア・ドライバーであるジャック・ドゥーハン、メルセデスのリザーブドライバーでF1イタリアGPでのウィリアムズからの代役参戦で株を上げたニック・デ・フリースが含まれている。

だが、そこにダニエル・リカルドが含まれていないことを疑問視する声もある。チームはリカルド復帰の可能性について言及していたが、能力を再び示すチャンスを与えていない。

しかし、1996年のF1ワールドチャンピオンであるデイモン・ヒルは、アルピーヌF1チームがダニエル・リカルドを他の候補者と比較してテストしたとしても、そのような方法でドライバーを試すときは純粋なラップタイムだけが考慮されるわけではないと語る。

ダニエル・リカルドが“チーム・エンストン”に再びフィットするかと質問されたデイモン・ヒルは「テストは誰が望んでいるドライバーかどうかを確認するためには非常に不完全な方法だと思う」と語った。

「純粋なペーシと同じくらい、ヴァイブス、男がガレージに足を踏み入れたとき、メカニックが彼らにどのように反応するか、エンジニアがこの人にどのように反応するか、皆さんが言うようなこの魔法のようなクオリティ、このリーダーシップを生み出すことができるかが重要だ」

「ただ純粋なペースだけで進めた場合、特にテストでは誤解を招く可能性がある。テストで誰が速かったかを言うのは簡単ではないからだ」

「ウインターテストに何度行っても、突然、ハースが最速で『世界選手権で優勝できる』と考えることがよくある」

「もちろん、最初のレースに出れば、そんなことはない。テストは、常にコンディションが変化するサーキットを1日走るにすぎない」

「どうやって同じものと比較する? 次の日に男を乗せたら、それはまったく別の話だ」

実際、アルピーヌF1チームが2023年のエステバン・オコンのチームメイトに希望しているのはピエール・ガスリーだ。その動きは、レッドブルがコストン・ハータをガスリーの後任としてアルファタウリF1に乗せることを条件としており、FIAがスーパーライセンスを発給しないことで頓挫したかに思われたが、チームは新たにニック・デ・フリースと交渉しており、その可能性は残されている。

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カテゴリー: F1 / アルピーヌ