アルファタウリ・ホンダF1 「ホンダのF1撤退という決定を尊重する」
アルファタウリ・ホンダF1は、ホンダのF1撤退という決定を尊重するとともに、F1パワーユニットサプライヤーとしてのホンダの努力に感謝の意を表した。

2015年にF1に復帰したものの、競争力を発揮できずに3年で終わったマクラーレンとのパートナーシップの後、ホンダF1を救ったのはトロロッソだった。

マクラーレンとは異なるトロロッソの友好的な環境でホンダはF1エンジンの信頼性とパフォーマンスをアップ。戦えるF1エンジンへと進歩を果たした。

2019年にはダニール・クビアトがF1ドイツGPで3位、ピエール・ガスリーがF1ブラジルGPで2位を獲得するなど、レッドブルのジュニアチームでもホンダのF1エンジンは競争力を示し、アルファタウリとブランドを変更した今年のF1イタリアGPではピエール・ガスリーが優勝。チームに2008年以来となる勝利をもたらした。また、ホンダは2014年にパワーユニット時代に突入して以来、2つの異なるチームで優勝した唯一のパワーユニットメーカーとなった。

アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは「スクーデリア・アルファタウリとホンダは、2018年に協力を開始して以来、非常に良好でプロフェッショナルな関係を築いてきた」とコメント。

「ここ数年、我々は共に大きな成功を収め、レースに勝ち、1勝、そして、2位と3位で2回の表彰台を獲得した」

「ホンダがF1へのコミットメントを終了することを決定したのは残念なだ。なぜなら、彼らのパワーユニットのパフォーマンスは、スポーツに復帰して以来、短期間でグリッドで最高のエンジンの1つになるために絶えず劇的に向上しているからだ。今シーズンも来年も、残りのレースで力強い結果を出し続けると確信している」

「我々は、環境イニシアチブに焦点を当て、カーボンニュートラルの実現に向けて努力するというホンダの決定の背後にある理由を尊重している。スクーデリア・アルファタウリの全員が、彼らがすべての目標を達成し、将来成功することを祈っている。ホンダとの実りある協力に心より感謝したい。我々は共に仕事をした日々の協力を本当に楽しんだ。ホンダのようなエンジンパートナーを見つけるのは簡単ではないが、もちろん、2022年以降、最高のパワーユニットソリューションを見つけるためにあらゆる可能性を検討していく」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / トロロッソ / ホンダF1