フェルナンド・アロンソ
は、F1イタリアGPがフェラーリのタイトルの運命を左右するレースではないが、モンツァで好成績を残せなければチャンピオンシップは厳しくなるだろうと認める。

F1ベルギーGPで予選10番手と出遅れたアロンソは、レースではルーベンス・バリチェロとの衝突、不安定な天候での誤ったタイヤ選択、そして最終的には雨の中でスピンしてレースをリタイアするなど散々な週末を過ごし、首位のハミルトンとのポイント差は41ポイント差となった。

アロンソは、フェラーリのホームレースとなる次戦イタリアGPがチームの士気のためにも重要なレースになると語る。

「モンツァが非常に重要なレースだということを否定するつもりはない」とアロンソはコメント。

「ホームサーキットで多くのポイントを失うことがないよう、あらゆる手を尽くすつもりだ。好成績は大きな後押しになる。うまくいかなくても終わりではないが、チームの士気のためには厳しい打撃になるだろう」

アロンソは今シーズンのフェラーリはまだ負けたわけではなく、運が向けば大きな違いを生むと考えている。

「いつも言ってきたけど繰り返すと、シーズンは幸運と不運の帳尻があうようになっていると思う。だから、これからは取り戻す時間になってくれると期待している」

「“ファイナル”初戦はうまくいかなかったけど、まだ6戦ある。この7戦で最高の仕事をしたものがタイトルを獲得するだろう。スパで引き離された僕たち3人は取り戻さなければならない」

「今のポイントシステムを考えると、レースはどちらに転がるかわからないし、まだチャンスは大きいと思っている。まだ150点あうるし、状況をひっくり返すには十分だ。冷静に集中力を保ち、できるだけ早い段階で差を作りたい」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / スクーデリア・フェラーリ