フェルナンド・アロンソ、ピアストリのアルピーヌF1離脱を推奨?
オスカー・ピアストリが、2023年のアルピーヌF1チームとの契約を拒否する投稿をした直後、フェルナンド・アロンソは“サムアップ”する意味深な動画を投稿した。

アルピーヌF1チームにとって、劇的なF1サマーブレークは、アストンマーティンF1が月曜日の朝にフェルナンド・アロンソが複数年契約を結んでアルピーヌF1チームを離れることを発表したときにはじまった。

その時点では、2019年にアルピーヌF1のアカデミーに参加し、2021年にF2チャンピオンを獲得して以来、F1でレースをする機会を待ち望んでいたオスカー・ピアストリが、エステバン・オコンに並んでレースシートに昇格するのは非常に簡単なことのように思われた。

アルピーヌF1チームは火曜の夜、2023年にテスト兼リザーブドライバーのオスカー・ピアストリが2023年にレースドライバーにステップアップすることを正式発表。しかし、珍しいことに、プレスリリースにはチーム代表のオトマー・サフナウアーの言葉しか引用されておらず、ドライバー自身の言葉は含まれていなかった。

数時間後、アルピーヌF1チームの発表を否定するオスカー・ピアストリのツイートが届いた。

「これは間違っている。僕は2023年にアルピーヌと契約を結んでいない。来年はアルピーヌで運転するつもりはない」

その声明は、21歳のオスカー・ピアストリがより良いオファーを持っていた可能性があるという以前の噂に信憑性を与えている。ピアストリのマネージャーであるマーク・ウェバーは、ダニエル・リカルドの後任を目指してマクラーレンに打診していると報じられていた。

オスカー・ピアストリのツイートが投稿されたちょうどその時、フェルナンド・アロンソはインスタグラムに動画を投稿した。

わずか5秒のクリップで、故郷のオビエドの通りを歩いているフェルナンド・アロンソは「夏を感じる」という歌詞の曲をサウンドトラックに指定してにやにや笑いながら親指を立てている。F1ドライバー移籍の噂“シリーシーズン”を揶揄するように。

フェルナンド・アロンソとアルピーヌF1チームの間では、チームが提案した新しい契約の長さについて意見の相違があったと示唆されている。アルピーヌのCEOであるローラン・ロッシは、今後数年での潜在的なWEC(FIA世界耐久選手権)でのアロンソのドライブを確保することに熱心だったとされている。



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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / アルピーヌF1チーム / オスカー・ピアストリ