フェルナンド・アロンソ 「ルノーに決める前に他のF1チームとも話をした」
フェルナンド・アロンソは、F1復帰についていくつかのチームと話をしていたが、ルノーが“常に好ましい選択肢”だったと語る。

2018年にF1を離れたフェルナンド・アロンソだが、その時点からドアは完全に閉じてはおらず、いつかF1グリッドに戻る可能性があることを示唆していた。そして、2021年にかつて2度のF1ワールドチャンピオンを獲得した古巣ルノーと再び契約してF1に復帰することになった。

「いくつかのチームと話をしていたけど、ルノーが常に好ましい選択肢だった」とフェルナンド・アロンソは Sky Sports F1に語った。

「2つの理由がある。1つはミッドフィールドからトップに昇りつめるという期待と構築だった。とても魅力的だったし、そこに惹かれた」

「そして、2つ目に僕はこのチームのみんなことを知っていて、レースへの情熱を知っていることだ。このチームで走るのは3回目だし、リラックスして過ごせることを分かっている」

現在、フェルナンド・アロンソはバーレーンにいて、ルノーの2020年のF1マシン『R.S.18』で2日間のテストを行っている。また、10月にはフィルミングデーを利用して今季マシン『R.S.20』で100kmの走行も実施している。

「素晴らしかった。2年間スポーツをやめてからF1カーを運転するのは本当に凄い経験だったし、すべてのことがまるで初めてのような驚きがあった」

「今は周回数が必要だ。シミュレーターはある時点までは良いけど、そこからはマシンの物理的な力、Gフォース、首の訓練が必要になる」

「自宅でも多くの首の訓練はできるけど、実際のマシンを再現することはできないため、できるだけ多くの周回数が必要だ」

大きな疑問は、フェルナンド・アロンソがF1に必要なスピードと体力を取り戻すためにどれくらいの時間が必要かということだ。

「正直、スピードを上げることはできると思っているけど、最初の数レースでは課題に直面する可能性があることも認識している」とフェルナンド・アロンソは語る。

「純粋なスピードだけでなく、ステアリングの手順、コマンドなどは、僕にとって新しいことだし、少し時間が必要だ」

「少し苦労する可能性があることを認識している。そのようなことが起こらなければいいけどね」

ルノーは、F1アブダビGP後の若手ドライバーテストでフェルナンド・アロンソを走らせることを望んでいたが、ライバルチームによって阻止された。

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / ルノーF1チーム