フェルナンド・アロンソ
ここバレンシアで地元優勝を飾るチャンスはどれくらいあると思いますか?
いくつか他からの助力が必要だと思う。昨年のシンガポールと同じだ。僕たちはセーフティカーが助けとなり、レースでは幸運を掴んだ。1コーナーで何台かがコースオフした富士も同じだ。それらのことがなければ、昨年もレースで勝つことはできなかっただろう。今年も多かれ少なかれ同じだ。僕たちがレースに勝つにはまだコンマ数秒を必要としている。優勝を争うにはコンマ3〜4秒必要かもしれない。現時点で僕たちはちょうどトップグループの後ろにいる。

今日のプラクティスでのマシンのパフォーマンスはどうでしたか?
マシンのパフォーマンスは、本当にポジティブな驚きだった。僕たちが速かったのは最後のラップだけではない。時々、僕たちは最後に燃料を抜いて非常に速いラップを行うけど、今日の午後はそれよりも良かった。僕たちはどんなコンディションでどんなタイヤでも、そのうえどんな燃料搭載量であっても常にトップ2かトップ3の間にいる。今日の午後は僕たちにとって最高だった。マシンは競争力があると思うし、現時点では良いニュースだ。でも、まだ金曜日だし、僕たちは全力で作業を続ける必要がある。

スチュワードとの会議はどうでしたか?
P1のあとは、ロマンと僕が、スポンサー活動で昨日のサインセッションを欠席したことが理由だ。P2のあとは、ニック・ハイドフェルドとの事故によるものだ。僕の見解では普通のレース事故だし、レースではこの種のことは起こると思う。彼が最終コーナーでピットレーン入口に向かって非常にワイドに行っていたので、僕は彼がピットに入ると思っていた。そのあと彼は次のラップをもう少し速くスタートさせるために、アウトラップのように突然サーキットを横切って、ターンインしてきた。まったく驚きだった。彼は僕を見ていなかったので、僕たちは互いに接触した。でも、それ以上のことはない。スチュワードは彼と僕から説明を求めた。それが全てた。

新しいチームメイトのロマン・グロージャンについてはどう感じていますか?
彼は今日ミスをしていないし、多くのラップを完了させた。それが彼の主な優先事項だった。初めてのグランプリだけど、彼は非常に早く学んでいるし、F1マシンに慣れるには良いスタートだ。彼は、マシンのことやレシオ、どのギア、どのコーナー、縁石をどのように使うかなど、彼が知りたいことに対して、僕がここにいるのを分かっている。さしあたって、彼からの質問はないよ。

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / ルノーF1チーム