フェルナンド・アロンソ メルセデス 移籍
ニコ・ロズベルグがF1引退を発表したことで、誰が2017年にメルセデスのシートに座るかについての報道が過熱。その最有力候補といて挙げられているのがフェルナンド・アロンソだ。

ニコ・ロズベルグは、2016年のF1ワールドチャンピオンを獲得した5日後、FIA表彰式で突然のF1引退を発表。世界中に衝撃が走った。

メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、ニコ・ロズベルグの後任の選定にはじっくりと時間をかけていくと述べ、月曜日まで議論は行わないと語っている。

2017年には大幅なレギュレーション変更が待ち構えているが、この3年間のF1を支配したメルセデスのシートは誰にとっても魅力的なのは明らかだ。

ニコ・ロズベルグの後任として各メディアが一斉に報じているのが、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソだ。

フェルナンド・アロンソは、2017年末までマクラーレン・ホンダと契約しており、この2年間の苦しいシーズンにあっても、マクラーレン・ホンダのプロジェクトを信頼していることを繰り返し述べてきたが、本心はそうではないというのは間違った見方ではないだろう。

今年3月には、フェラーリ在籍時の2014年末にメルセデスとの交渉があり、ルイス・ハミルトンと交代で加入寸前だったことを告白。

トト・ヴォルフはその報道については否定いたものの、ニコ・ロズベルグとの契約延長がこじれた今年5月には「フェルナンドは史上最高のドライバーのひとりであり、我氏は彼のキャラクターが気に入っている」とコメント。「彼(ロズベルグ)が契約更新したくないのなら、我々はフェルナンドなど他の選択肢を検討するだろう」と述べている。

Mirror は「フェルナンド・アロンソがマクラーレンとの36億円の契約を最終年の出口を見つけたくてたまらない」と報道。

Sun も同様に「メルセデスにとって、アロンソと契約は大した額ではないはずだ。さらなる波及効果があるだろう」と報じる一方で、2017年にF1レースから退く、マクラーレン・ホンダのアドバイザーとして勝度するジェンソン・バトンも候補だと伝えている。

F1の最高権威バーニー・エクレストンもメルセデスで走るフェルナンド・アロンソを見たいと語る。

「私もみなさんと同じくらいショックを受けたよ」とバーニー・エクレストンはコメント。

「昨晩、トト(ヴォルフ)と夕食を食べたが、彼はもちろん私に何も言わなかった」

「アロンソは私が仮定する候補者だ。見てみよう。マクラーレンは今、マネジメントが新しくなった。彼はそこにいることにうんざりしているかもしれないし、彼らも彼がいることにうんざいしているかもしれない」

同じようにフェラーリで苦戦するセバスチャン・ベッテルも候補に挙がっているが、バーニー・エクレストンは「私はそうは思わない。セブがルイスと一緒にいたいとは思わない」と述べた。

ニコ・ロズベルグの後任候補には、メルセデスの育成ドライバーでダイムラーのディーター・ツェッチェ会長が“我々の未来”と語るパスカル・ウェーレイン、トト・ヴォルフがマネジメントを務めるバルテリ・ボッタスの名前も挙げられている。

関連:メルセデス 「フェルナンド・アロンソは選択肢のひとり」 - 2016年5月18日

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / メルセデスF1