フェルナンド・アロンソ
マクラーレンは、フェルナンド・アロンソのマシンのターボチャージャーとMGU-Hも交換。アロンソが受けるペナルティは合計で45グリッド分となった。また、ジェンソン・バトンも新しいエキゾーストを搭載した。

ホンダは、エンジンブロッグに1トークン、軽量化したエキゾーストに1トークンを費やしたアップグレードをマレーシアに投入。金曜フリー走行ではフェルナンド・アロンソにのみアップデート版を投入した。

フェルナンド・アロンソは、今週末に新しいエンジンでレースをすることはなく、マレーシアでペナルティを受ける主な焦点は、日本でのペナルティを避け、トラックでデータを収集することだった。

フェルナンド・アロンソは、来週末の鈴鹿で新スペックのエンジンをペナルティなしで使用する予定となっている。

だが、新しいエキゾーストに関してはレースでも使用され、それはジェンソン・バトンのマシンにも搭載される。

フェルナンド・アロンソは、木曜日にICE、ターボ、MGU-H、エネルギーストア、コントロールエレクトロニクスを交換。30グリッド降格ペナルティが決定していた。

さらにターボチャージャーとMGU-Hにそれぞれ9基目を投入したことで、F1マレーシアGPでのペナルティは45グリッド分に増えた。しかし、フェルナンド・アロンソはすでに最後尾グリッドとなるため、事実上、影響はない。アロンソは、タイヤを温存するため予選Q1を最低限の走行で終わらせることを示唆している。

旧型のエンジンブロックを走らせるジェンソン・バトンは、アップグレード投入を待つことになる。

アロンソと同様に日本でペナルティを避けるために、ジェンソン・バトンにアップグレードが投入されるのはアメリカGPになると予想されている。

マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、アップグレードに満足しており、“今後、シーズン末のためのグリーンライト”が得られたと述べている。

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