アレキサンダー・ロッシ
アレキサンダー・ロッシは、今年のインディ500で優勝を飾ったことで、再びF1のシートを得るチャンスが訪れるかもしれない。

昨年のシーズン終盤にマノー・マルシャでF1デビューを飾り、5レースに出走していたアレキサンダー・ロッシだが、今年はチーム体制が変わったことでシートを喪失。再びリザーブドライバー契約を結んでいる。

その一方で、今シーズンからアメリカでインディカーへの参戦を開始したロッシは、世界三大レースである伝統のインディ500で優勝するという快挙を達成。記念すべき100回大会で優勝を遂げたアレキサンダー・ロッシは、一躍モータースポーツの歴史に名を残すドライバーとなったのだ。

アレキサンダー・ロッシは「マノーと僕の間には2014年以来の関係があったし、今年僕がレースできなかったことはみんなにとってちょっと驚きだった」 と USA Today にコメント。

しかし、インディ500で勝利は、ヨーロッパとアメリカのいずれにおいてもキャリアに新たな希望が生まれることになったとアレキサンダー・ロッシは語る。

「インディ500の後で起きたことは、僕のレーシングドライバーとしての株価が両側で劇的に変化したことだと思っている」

そのアレキサンダー・ロッシに、再びマノーのシート獲得のチャンスが生まれるかもしれないと考えられている。

現在、レースドライバーを務めるリオ・ハリアントは、マノーと今週末のF1ハンガリーGPまでの契約しか結んでおらず、その後もマノーにとどまれるかどうかはさらにスポンサーマネーを持ち込めるかどうかにかかっている。

「もちろん、今後に向けて話し合いを行っている」とアレキサンダ・ロッシは認める。

「間違いなく、僕はF1とインディカーのどちらをとるかを決めようとしているところだ」

「F1に関しては思い残すこともある。僕の人生のうちでここ6年間はずっとそれに慣れ親しんで来ていたからね」

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カテゴリー: F1 / アレキサンダー・ロッシ