アレクサンダー・アルボン 「走行不足でマシンへの自信が欠けていた」 / レッドブル・ホンダ F1イギリスGP 予選
レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、F1イギリスGPの予選でQ2敗退を喫して12番手。金曜日のクラッシュ、土曜日のFP3での走行不足からマシンに自信が持てていなかったと認める。

アレクサンダー・アルボンはFP3の開始直前にデータの不具合を検知しバッテリー交換を行ったため、FP3の最初の45分間は走行できなかった。午前に十分な走行を行えず、予選Q2では0.044秒差で12番手となり、Q3進出を逃した。

「今日よりも昨日のほうがいい走りができたが、明日の決勝が重要だ」とアレクサンダー・アルボンは語る。

「FP3であまり走行ができなかったので、予選でスピードを掴むのに苦労した。風向きが頻繁に変わり、それに対応したセッティングも必要なので、簡単ではなかった」

「予選Q2はとても拮抗していて、少しのタイム差が大きなグリッド順の違いになった。明日のスタートは自由なタイヤ選択ができるし、それを活かしてポイントを獲得できるよう気持ちを入れ替えて走る」

予選後、金曜日のクラッシュがこの結果にどれくらい影響したかと質問されたアレクサンダー・アルボンは「間違いなく助けにならなかった」と認める。

「ここは風に対して悪名高いシルバーストンだけど、言い訳はしたくない。いろいろとトリッキーだった。予選に向けて有益なトラックタイムを失ってしまった。金曜日はかなりうまくいっていた。もちろん、クラッシュがあったけど、ペースはかなり強力だった。今日はとにかくバランスの変化に苦労したし、最大限を引き出すことができなかった」

決勝で特別な何かを期待しているかと質問されたアレクサンダー・アルボンは「マシンは良くなっている。良くなっているのは間違いない」と語る。

「僕サイドでは金曜日からはるかに快適に感じていた。今日はそうは言えないけど、走行時間が不足して、ペースを上げる自信が欠けていた」

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