マーク・ウェバー
ゲルハルト・ベルガーは、マーク・ウェバーがF1韓国GPでクラッシュした際にタイトルを争っているライバルを故意に道連れにしようとしたとして非難した。

2位に14ポイント差をつけチャンピオンシップ首位で韓国GPを迎えたマーク・ウェバーは、2番手を走行中に濡れた縁石に乗り上げてスピンを喫してウォールに接触。その後、ウォールで跳ね返ったウェバーのマシンはコースを横切り、後ろからやってきたニコ・ロズベルグに衝突した。

巻き添えをくらったニコ・ロズベルグは「なぜウェバーがブレーキを踏まなかったのか理解できない。あんな風にコースを横切って戻ってくるなんておかしい」と怒りをあらわにした。

このクラッシュに対して、ゲルハルト・ベルガーは「彼は、ブレーキを踏んでウォールでマシンを止められたはずだ。彼はロズベルグを道連れにしたが、狙っていたのはロズベルグではない。アロンソかハミルトンを望んでいたのだろう」と Servus TV にコメント。

さらに、ウェバーは故意にクルマを止めなかったかと思うか質問されたベルガーは次のように付け加えた。

「そう思う。非常にはっきりしている。彼はコースを外れ、その時点で終わりだとわかっていた。その瞬間にはフラストレーションが溜まるものだし、いろいろなことが頭の中を駆けめぐる」

「彼のホイールはロックしていなかっただろう? もしかしたら彼はブレーキに問題を抱えていた可能性もあるが、私はそう思わない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / マーク・ウェバー / レッドブル・レーシング