ヴァージン 「VR-02は進歩を遂げる」
ヴァージン・レーシングは、2011年マシン「VR-02」の開発に全力で取り組んでいる。

ヴァージンは、すでにVR-02の開発にシフトすることを決定しており、テクニカルディレクターを務めるニック・ワースは、VR-02に集中するためにもはやレースに帯同していない。

「ニックは、すでに2011年マシンとレースにかなり入れ込んでおり、準備は進歩を遂げている。彼が本部に戻ったことによりますます重要になった」とヴァージン・レーシングのグレアム・ロードンCEOはコメント。

「非常に順調だし、多くのものが機械加工され、製造され、届けられている。クルマを造ることは膨大な作業であり、ニックの完全な注意が必要なのは確かだ」

2011年マシンに多くを向けているが、ヴァージンは残りのフライアウェイ3戦に空力アップデートを期待している。

「我々のチームからわかることは、高価ではないのでCFDプログラムを通じて我々が毎回パーツを造れるということだと思う」

「そうは言っても、現在の仕様に作業をしているスタッフは少ないし、多くは2011年マシンの作業についている。1年前よりも多くのリソースをかけている」

「我々はスタンディング・スタートから非常に短い時間で現在のクルマを設計しなければならなかった。来年に向けては非常に多くの知識がある。すでに異なっていると話すことができる」

ヴァージンはまた、来シーズンのトップドライバーとしてティモ・グロックが残留する予定だと主張する。

「我々には来年のティモとの契約がある。チームで本当に良い仕事をしてくれているルーカスとはオプションがある。周りは多くないのでシート争いは競争が高まっているので、我々は良い場所にいる」

「チームとして重要なことは適切な混合と適切なレベルの技術フィードマックを前進させることだ。我々は今後数週間にわかって物事がどう進むか見るつもりだ」

ヴァージンは、金曜ドライバーとしてベルギー人ドライバーのジェローム・ダンブロシオを走らせて評価を続けている。

「彼は両方のセッションで素晴らしい仕事をしたと思う。彼との作業を続けるつもりなのは確かだ。あと2回のセッションを行う予定だし、アブダビ(若手ドライバーテスト)では半日と過ごす」

ヴァージンは、若手ドライバーテストでブラジル人GP2ドライバーでヴァージンの開発ドライバーを務めるルイス・ラジアを走らせる予定である。

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カテゴリー: F1 / ヴァージン