レッドブル X1プロトタイプ (グランツーリスモ5)
グランツーリスモは、レッドブル・レーシングとのプロジェクト「X1プロトタイプ」を発表した。

「もし地上最速のレーシングカーを・・・既存のルールやレギュレーションすべてを投げ捨てたレーシングカーを作ったならば、それはどんな車になり、どんな性能を持ち、それを運転するのはどんな感じだろう?」

グランツーリスモは、そんな素朴な夢を思い描いた。この興味深くエキサイティングな思索の親密なパートナーとなったのはレッドブル・レーシング。プロジェクト「X1プロトタイプ」は、グランツーリスモのイマジネーションとレッドブルのテクノロジーが融合した夢のコラボレーション・プロジェクトだ。

この「X1プロトタイプ」プロジェクトには、エアロダイナミクスのエキスパートでレースカーデザインの鬼才であるエイドリアン・ニューウェイがテクニカル・アドバイザーとして本格的に参加。X1と名づけられ、ポリフォニー・デジタルがデザインした架空のクルマには、彼の長年にわたる経験と、子供のような技術的好奇心が大量に注ぎ込まれた。結果として完成したX1プロトタイプは、過去のどのレーシングカーにも似ていない独特のフォルムと、メカニズムを持つエクストリームなクルマとなりました。

『グランツーリスモ5』の中で、このクルマのバーチャルなシェイクダウンテスト、セッティングを担当したのは、あのセバスチャン・ベッテル。ベッテルは初走行ながら、これまでの鈴鹿サーキットのコースレコードを一気に20秒以上も短縮する驚異的なラップタイムを記録した。夢のレーシングカー、X1プロトタイプは、『グランツーリスモ5』の発売とともに、みなさんの手元にやってくる。

山内一典 (グランツーリスモシリーズプロデューサー)
「こんにち存在するレースには、いずれも何らかのレギュレーションがあり、すべてのレーシングカーはそれらのレギュレーションの範囲で作られている。しかしこのマシン、X1はポリフォニー・デジタルが長らく持っていた「もしも」という夢から作られた新しい物。我々はレースファンと業界の両方を、未来のモータースポーツの可能性を探求することによりインスパイアしたいのです」

エイドリアン・ニューウェイ (レッドブル・レーシング チーフテクニカルオフィサー)
「限界を突破する夢、自分自身に課されたルールを投げ捨て、ピュアに物理の法則を優先させる、というのはみんなが持っている夢です。プレイステーション3の技術、GT5のバーチャル環境をもって初めて、その夢は何百万人という人が体験できる現実となります。このインスピレーションこそ私とセバスチャン・ベッテルのレッドブルチームをポリフォニーと引きあわせた物です。結果、それを走らせるのはものすごく素晴らしい」



このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1動画