レッドブル ホンダ
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ホンダはレッドブルにF1エンジンを供給することを“熱望”しているが、契約はマクラーレンのロン・デニスによって妨害されていると述べた

バーニー・エクレストンは、先週末のアメリカGPの場で、ロン・デニスはホンダがレッドブルに供給することを望んでおらず、ホンダから与えられている拒否権を行使したと述べた。

今シーズン末でルノーとの関係を解消する予定のレッドブルは、ホンダからエンジンの供給を受けるには、ホンダとマクラーレンの両方の合意を得る必要がある。

クリスチャン・ホーナーは「発言権のあるロン・デニス以外のマクラーレンの人々とは誰とも話をしていない。彼の意見はかなり明白だった」と述べた。

「ホンダは非常に熱望しているが、残念ながら、彼らとマクラーレンとの間に契約条項があり、それは我々とは全く関係ないことだ」

「何をしたいかを彼ら自身の間で決めることだ」

ロン・デニスに拒否権はあるかもしれないが、バーニー・エクレストンによると、ホンダはF1復帰の条件として、初年は1チーム、2年目からは2チーム、3年目には3チームに供給することでFIAおよびFOMと合意しているという。

FIAとFOMとのホンダの状況に関して、クリスチャン・ホーナーは「それらの関係者との間の決定だ。私にはわからない。彼らに尋ねてほしい」

「我々は関与するつもりはない。バーニーとジャン・トッドは、状況について彼らの立場を明らかにしており、我々は彼らがそれに対処してくれると信頼している」

最近、フェラーリは、カスタマーへのエンジン供給の最大価格を1,200万ユーロ(約15億9750万円)に設定するという提案を拒否している。

クリスチャン・ホーナーは、ロン・デニスとの議論のなかでレッドブルがそれよりもかなり多くを支払うよう要求されていたことを示唆した。

「もちろん、機密の議論の内容を明かすつもりはないが、要求された金額は、ジャン・トッドの目標とは程遠いものだったと言っておこう」


クリスチャン・ホーナーは、ルノーとの契約を全うすることが唯一のオプションであるとの見方に「多くのオプションはない」とコメント。

「何か他のものがあるかもしれない。見てみよう」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1