ル・マン24時間 結果 2009年
2009年ル・マン24時間は、プジョー908のNo.9マルク・ジェネ/デビッド・ブラバム/アレクサンダー・ブルツ組が優勝、2位には1周差でNo.8プジョー908のセバスチャン・ブルデー/フランク・モンタニー/スタファン・サラザン組が入り、プジョー勢が3台のワークスマシンのうち2台をアウディR15の前でフィニッシュさせ、ワン・ツー・フィニッシュを達成した。

第77回ル・マン24時間で、プジョー908が失速することは無かった。今年で3回目の挑戦となった地元フランスのディーゼル・プロトタイプマシンは、24時間のレースを通して常に高速ペースを維持し、過去10年間のル・マン・マイスターであるアウディを見事に破り優勝を手に入れた。

レースは、合計2時間42分のセーフティカー・ランがあるなど、極めて荒れた展開。アウディはレース序盤に3台のワークスマシンのうち2台をアクシデントとメカニカル・トラブルによって失ってしまう。現実的に、インゴルシュタットに本拠を置く同チームはプジョー908 Hdi FAP勢に打ち勝つ状況にはなかった。

No.1を付け、昨年の優勝ドライバーであるアラン・マクニッシュ、リナルド・カペッロ、トム・クリステンセンを擁したアウディR15だったが、幾多のメカニカル・トラブルに見舞われ常に1周遅れでの走行を強いられ、プジョーからリードを奪うことができずに完敗を喫してしまった。しかし、No.1アウディR15 TDIはNo.007ローラ・アストンマーチンの僅か前方でトップから6周遅れの総合3位で表彰台を獲得している。

クリスチャン・クリエンがドライブしたNo.7プジョーは6位、アンソニー・デビッドソンがドライブしたNo.008アストンマーチンは13位。ブルーノ・セナがドライブしたNo.10オレカはリタイアだった。

2009年 ル・マン24時間 結果

1位 No.9 プジョー908HDi FAP(ジェネ / ブルツ / ブラバム)
2位 No.8 プジョー908HDi FAP(サラザン / モンタニー / ブルデー)
3位 No.1 アウディR15 TDI(カペッロ / クリステンセン / マクニッシュ)
4位 No.007ローラ・アストンマーチン(チャロウズ / エンゲ / ミュッケ)

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / F1関連 / セバスチャン・ブルデー